「高邁」
「高邁」は「こうまい」と読みます。
難しい漢字ですが、「萬」があるので「こうまん」と読み間違いをしない様に注意しましょう。
「高邁」の意味
「高邁」の意味と由来などについて紹介します。
「高邁」の意味
「高邁」の意味は「その人の精神や考え方が非常に気高く優れていること」「他の人より抜きん出て高い志を持っていること」です。
ものごとに対して、世の為人の為になることを望んでいたり、目標を立てる時に数字を達成すれば良いだけではなく自分や会社の成長まで考える様子を表していいます。
実際に行動するのではなく、あくまで精神的なものであり、会話をしたり文章にした時に周囲の人が感じるものです。
「高邁」の由来
「高邁」の由来は漢字の意味で考えると分り易くなります。
「高」は「位置が高い」「程度が高い」「気高い」「優れている」と言う意味があります。
実際に目に見えるものから精神的なものまで、上に位置している状態です。
「邁」は2つの意味があり、ひとつ目は「どんどん進んで行く様子」で「邁進」に使われています。
ふたつ目は「他の人やものを越えていること」で、「高邁」はこちらの意味になります。
これらの漢字が組み合わさり、より高い精神や思想のことを言い表す様になったのです。
「高慢」との違い
「高邁」とよく似た意味の言葉に「高慢」があります。
こちらの意味は「地位や才能がある人がうぬぼれて、他人を見下す態度」のことです。
「高邁」は人が感心したり尊敬する様な気高い様子を表すのに対して、「高慢」は人を不快にする様な言動を取るので、悪い意味で遣われる言葉です。
「高邁」の言葉の使い方
「高邁」の言葉の使い方のポイントは以下の通りです。
褒め言葉として
「高邁」は相手の考え方や精神などを褒める時に使う言葉です。
この言葉で十分に相手を尊敬している意味が伝わります。
友達同士はもちろん、ビジネス関係の人との会話に使うとスマートな印象を与えます。
名詞として使う
「高邁」は名詞で、最も多い使い方は「高邁な〇〇」という表現です。
「気高い志」という意味で「実に高邁」と言い切りの形でも使われます。
普段話していて「気高い」という言葉に置き換えられる内容に適しています。
「高邁」を使った例文・短文(解釈)
「高邁」を使った例文と解釈を紹介します。
「高邁」の例文1
「主人公の高邁な精神に心を打たれた」
本を読んだ後に、その主人公の気高い行いに感動した時の言葉です。
SFや冒険ものよりも、ノンフィクションや人間性を描写した作品に対して使われる傾向があります。
自分とは全く違う素晴らしい考え方や勇気を持ち、困難に立ち向かう主人公に対して深く感銘した様子を表しています。
「高邁」の例文2
「彼は見た目に寄らず高邁な趣味を持っている」
見た目があまりぱっとしない人が何かの趣味に打ち込んでいて、大会に何度も出場して良い成績を収めていたり、その趣味の普及の為に様々な活動に取り組んでいる様子を表します。
少なくともオタク的なものではなく、囲碁や将棋など知的なものや、乗馬やスキーなど続けるのが難しい趣味であることが大切です。
「高邁」の例文3
「彼には暮らしやすい世の中を作るという高邁な理想がある」
今は普通のサラリーマンですが、社会貢献をしたいという気持ちが強くあります。
研究開発に熱心なのも、自分だけではなく他の日々人の生活を楽にして、将来的には地域や全国規模に広めたいと思っているからです。
お金儲けの為だけではなく理想の気高さを表しています。
「高邁」の例文4
「彼の高邁な姿勢には周囲の皆が感化された」
人は出来れば楽をしたいと考えるものです。
最初から高い志を持って行動している人は、努力を惜しまず自分から進んで学ぼうとします。
他の人達が影響を受ける様な志の高さを表す文です。