「数え上げる」とは?意味や使い方を解説

意味と使い方

「数え上げる」

数え上げるという表現を聞いたことがあるでしょうか。

数えるとは少し違った意味を持つこの言葉は、銀行や郵便局で使われることもあります。

ここではそんな数え上げるという言葉について紹介します。

「数え上げる」の意味

数え上げるという言葉は一つひとつ取り上げてします、一つひとつ数える、という意味を持ちます。

例えば、子供の時などに趣味で1円玉をたくさん集めた、などという経験を持つ人も多いのではないでしょうか。

何枚貯まったかわからず、いちどに1枚1枚数えたことがあるという人もいるかもしれませんね。

そのような数える方を数え上げるというのです。

1つや2つのものを数えるのではなく、たくさんあるものを1つずつ数える、という意味合いを持ちます。

「数え上げる」の言葉の使い方

数え上げるという表現はたくさんあるものを数えるといったニュアンスで使われることが殆どです。

例えば何かを趣味で集めていた場合、いくつ揃ったか数え上げる、倉庫にある段ボール箱を数え上げる、などといった使い方があります。

数え終わるという意味合いもあり、たくさんあるものを数え終わったときに「数え上げた」という言葉を使うこともあります。

「数え上げる」を使った例文・短文(解釈)

それならば、数え上げるという言葉を使った文章はどのようなものなのでしょうか。

ここでは数え上げるという言葉を使った例文を紹介します。

「数え上げる」の例文1

「上司から倉庫にある段ボール箱の数を数えると言われたんだけど、やっと数え上げたよ」

倉庫の中には数え切れないほどの段ボール箱が置いてある、という事は珍しくありません。

仕事の関係で段ボールの数を数えるようにと言われたら、一つひとつ数えていかなければいけませんね。

場合によっては段ボール箱を並べ直し、最後まで数えきったときには数え上げたという表現が使えます。

段ボールもものによって大きさが違いますから数えていくのはなかなか大変です。

「数え上げる」の例文2

「娘は今までに集めてきたビー玉を一つひとつ数え上げていた」

小さい時、ビー玉で遊んだという経験を持つ人もいるのではないでしょうか。

キラキラ輝くビー玉はとてもきれいですよね。

日本文化の1つとして愛されるおもちゃの1つです。

そんなビー玉を集めた経験があるという人もいる事でしょう。

ビー玉を集め、一つひとつ数えたこともあるのではないでしょうか。

そのような状況も数え上げたという表現が使えます。

一つひとつ丁寧に数えていかなければいけませんね。

「数え上げる」の例文3

「パソコンシステムに問題があり、私たちは原因を数え上げなければいけなかった」

ビジネスなどにおいては、パソコンなどの電子機器に問題が生じてしまうと仕事ができなくなってしまいますよね。

また、大切な情報が消えてしまっては大変ですから、電子機器にトラブルがあった場合は必ず原因を探し出し、解決しなければいけません。

そのような時に原因になりそうなものを一つひとつ確認するということも数え上げるという表現で表すことが可能です。

一つひとつトラブルの元になりそうなものをチェックし、問題が生じていないかどうか見てしていくということで数え上げるという表現が使えるのです。

「数え上げる」の例文4

「子供の肌トラブルに合う薬がなかなか見つからず、いろいろ数え上げてやっと適切なものを見つけました」

幼い子供に肌トラブルが起こったら心配ひとつになりますよね。

何とか良い薬は無いものかといろいろ探しますが、赤ちゃんによって肌トラブルは異なるということもあり、他の子によく効いたから自分の子供にもよく効く、という事はありません。

必要に応じていろいろな薬を試し、負担のない薬を見つけてあげなければいけないこともあります。

そのような時に数え上げるという表現が使えます。

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