「魂胆見え見え」とは?意味や使い方、例文や意味を解釈

「魂胆見え見え」とは?意味と使い方

この記事では、「魂胆見え見え」の意味を分かりやすく説明していきます。

「魂胆見え見え」とは?意味

「魂胆見え見え」「魂胆」とは、心に持っているたくらみといった意味があり、心や頭の中でひそかに計画、考えていることを意味し、その計画や考えは、決して良いものではありません。

その内容は悪だくみで、「魂胆」を良い意味で用いられることはありません。

そんな、「魂胆」「見え見え」という言葉が加わる「魂胆見え見え」は、「あなたが心の中に秘めている考え、考えている悪だくみは、私から見え見えです、私に筒抜けです」といった意味になります。

「魂胆見え見え」という言葉を相手に対し用いる場合は、単に「あなたの考えはわかっています」といっただけでなく、相手を下に見たように言ったり、馬鹿にしたように言ったり、あきれているように言ったり、怒っているように言ったり、と状況に応じて、また、相手によって、使い方、口調が異なります。

このようの、「魂胆見え見え」は、決して良い意味で用いる言葉ではなく、相手が何か悪いことをひそかに計画していることに対し不快感を表す意味として用いる言葉となります。


「魂胆見え見え」の言葉の使い方や使われ方

「魂胆見え見え」は、相手に対し、不快感や文句、馬鹿にしているといった形で用いる言葉となります。

そのため、「あんたの魂胆は見え見えよ」といった形や「先生に気に入られようとするあなたの魂胆見え見え」「悪いことをたくらみ、私を陥れようとするあなたの魂胆見え見え」など、どんな内容の「魂胆」「見え見え」なのかを表す使い方が多くなります。


「魂胆見え見え」の類語や言いかえ

「魂胆見え見え」「魂胆」の類語には、他人をもてあそぶといった意味の「謀略」や今後行うことの計画を意味する「腹積もり」「心積もり」

そのほか、「内心」「本心」「胸中」「腹の中」などがあります。

また、「魂胆見え見え」と同じような意味を持つ言葉には、「バレバレ」「まる出し」「あからさま」「見るからに」などがあります。

そのほか、「魂胆」を英語で表すと裏にある目的を意味する「hidden purpose」や真の理由を意味する「real reason」、陰謀を意味する「plot」などとなります。

まとめ

以上が「魂胆見え見え」の説明となります。

「魂胆見え見え」は、良い意味で用いられる言葉ではなく、相手に対し嫌味や嫌悪感、などがある際に用いる言葉となります。

本当に相手の「魂胆」がわかっているとは限らず、何か相手が悪いことを考えているだろうと思われている際も相手に対する脅しとして用いることも多い「魂胆見え見え」

また、直接、相手に言うだけではなく、陰口として、「あの子の魂胆見え見え」といった使い方も行われています。

このようなことから、「魂胆見え見え」には、決して良い意味がないため、誰かに「魂胆見え見え」と言われた際は、相手が自分に対し不快感を抱いていると考え対応する必要があります。

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