この記事では、「鷲猫ダンス」の意味を分かりやすく説明していきます。
いまさら聞きにくい言葉を学んでいきましょう。
「鷲猫ダンス」とは?意味
鷲猫ダンスとは、東北楽天ゴールデンイーグルスと埼玉西武ライオンズの、首位争いのこと。
どちらかのチームが勝てば、どちらかのチームが負ける。
そしてどちらかのチームが負ければ、どちらかのチームが勝つ。
このようにスリルのある展開が何度も繰り返されたことから、野球ファンの間で生まれました。
リズム感のある、ユニークな呼び名です。
ちなみに鷲猫ダンスの「鷲」とは楽天のこと。
「猫」は西武になります。
「ワシとネコがダンスを踊っているみたいに、目まぐるしい動きをしている」ことから鷲猫ダンスになりました。
鷲猫ダンスの特徴は、野球解説者でも先の読みにくい展開です。
上がったり下がったり、激しいジグザグとなりました。
「鷲猫ダンス」の概要
「鷲猫ダンス」は2019年度のパリーグの試合から、生まれた言葉です。
2019年度のセリーグは、巨人が圧倒的な強さを見せて一人勝ちしました。
パリーグは最終的には西武が優勝したのですが、そこに至るまでにはかなりの紆余曲折がありました。
なかでもファンを楽しませてくれたのが「鷲猫ダンス」です。
追いかけては追い越される、追い越されては追い越すなど、息の合ったチームプレーを見せてくれました。
この一連の流れがショーのように見えたことから「鷲猫ダンス」という異名がつくようになりました。
野球界を盛り上げてくれた、ある種のエンターテイメントが「鷲猫ダンス」です。
「鷲猫ダンス」の言葉の使い方や使われ方
「鷲猫ダンス」はこのように使います。
・『今日の交流戦を見ていたら、栄光の鷲猫ダンスを思い出した』
・『鷲猫ダンスはまだまだ終わってない。これからに乞うご期待!』
・『鷲猫ダンスは永遠。ますます野球が楽しみだ』
「鷲猫ダンス」は楽天と西武のファンが、傷をなめ合うようなシーンでつかいます。
盛り上がりそうな試合を見たとき、これからの活躍に期待を寄せたい場合に用いられています。
野球ファンの心を熱くさせるのが「鷲猫ダンス」です。
「鷲猫ダンス」の類語や言いかえ
「鷲猫ダンス」はこのような言葉にも、置きかえできます。
・鷲猫
・鷲猫同盟
・鷲猫戦
「鷲猫ダンス」をさらに短くした「鷲猫」は、楽天や西武のファンがよく使う表現です。
また2チームの仲良しぶりを「鷲猫同盟」と表現するファンもいます。
そして楽天と西武の運命の対決を「鷲猫戦」といいます。
持ちつ持たれつ、いい関係を築いているのが、野球界のワシとネコです。
まとめ
「鷲猫ダンス」の意味と使い方をおさらいしました。
「鷲猫ダンス」とは2019年のパリーグの首位争いから生まれた言葉です。
楽天と西武のそれぞれの順位が、シンクロしていたことから「奇跡のように息が合っている」といわれました。
息がぴったり合っている様子から「鷲猫同盟」という新しい単語も生まれています。