「BBA」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「BBA」とは?新語・ネット用語

この記事では、「BBA」の意味を分かりやすく説明していきます。

「BBA」とは?意味

「BBA」には、「ネットスラングとしての意味」「学位としての意味」があります。

ネットスラングの「BBA」は、そのまま「ババア・年を取って若さを失った女性」を意味しています。

しかし、ネットスラングの「BBA」にも二通りの意味が備わっています。

一つ目は、「中年以上の若くない女性に対してババアと呼ぶ侮蔑語・悪口」としての意味になります。

二つ目は、「20~30代くらいの社会全体で見ればまだ若い女性が、自分自身のことを自虐的にババアと自己言及する意味合い」になります。

学位の「BBA」は、「実践的なマネージメントや意思決定を学ぶ経営学の学士号」を意味する言葉になります。


「BBA」の概要

「BBA」のネットスラングは元々は、「ババアという、男性による中年以上の女性に対する侮辱的な悪口」を意味していました。

しかし、近年では20~30代の社会全体の年齢層で言えば相対的に若い女性たちが、自分自身で自分のことを「BBA」と呼ぶことも増えています。

下手すると女子高生(JK)が、中学生以下の自分よりも若い人たちに対して「BBA」と自己申告するケースもあるのです。

「BBA」は、「男性による悪口・侮辱のババア」から「女性が自分よりも若い世代の人に対して自己申告するババア」へと意味が変質してきています。

「BBA」という学位は、米国で価値が高い「MBA(経営学修士号)の学士版」になります。


「BBA」の言葉の使い方や使われ方

「BBA」の言葉は、「中年世代以上の年を取った女性・ババア」を意味して使うことができます。

男性が女性に対して「ババア(若さや美しさの魅力がない女)」と呼んで侮辱する場合に使われます。

しかし、近年は女性が自分自身に対して、「ババア」と自己評価・自己申告するケースでも使われることが増えています。

これは現代の「若さ至上主義」の影響を受けたもので、まだ20~30代(もしくはJK以下)であっても、自分よりも若い人たちから見ればもうババア(おばさん)ということで、「BBA」と自己言及する使用法が増えているのです。

「BBA」を使った例文(使用例)

・『「BBAは黙っていろ」と中年のおじさんが自分の年齢や容姿を棚に上げて言っているのを聞くと、イライラすると同時にどこか滑稽です。』
・『私もいつの間にかアラサーのBBAになったので、若い人たちの間で流行しているスラングやファッションにはついていくことができません。』
・『日本の大学でBBAという学位が取れる学校はまだほとんどありませんが、一部の大学が実験的な導入を始めようとしています。』

まとめ

この記事では、「BBA」というネットスラングと学術用語の意味・概要を説明して、使い方・例文を紹介しました。

「BBA」というのは、「その人が若くないと思っている女性に対する悪口・自分がもう若くないと言及する表現」「実用的な経営学の学士号」を示している多義語です。

「BBA」という表現について詳しくリサーチしたいときは、この記事の解説をチェックしてみてください。