この記事では、「daas」と「vdi」の違いを分かりやすく説明していきます。
「daas」とは?
「daas」の意味と概要について紹介します。
「daas」の意味
「daas」は「ダース」と読みます。
意味は「個人のデスクトップの環境を、プロバイダが提供するもの」です。
「daas」の概要
「daas」は「Desktop as a Service」の頭文字を取った言葉で「サービスとしてのデスクトップ」という意味です。
普通は、デスクトップは個人のPC上にあるものですが、「daas」は、プロバイダがネットワーク上にデスクトップを構築して、個人が必要な時にそれを呼び出して使うというサービスのことを言います。
個人が持っている端末は、あくまで「情報を表示する為のソフト」という役割になるのです。
「daas」を利用すれば、いちいちソフトウェアを端末にインストールする必要はなく、ディスプレイで呼び出してキーボードで操作するので、PC本体が必要なくなるのです。
内容により、個人が利用できるものや、企業の内部だけで利用できるもの、関連会社が利用できるものなどがあります。
「vdi」とは?
「vdi」の意味と概要について紹介します。
「vdi」の意味
「vdi」は「デスクトップを仮想化するサービスのこと」です。
「vdi」の概要
「vdi」は「Virtual Desktop Infrastructure」の頭文字を取った言葉で「仮想デスクトップの基盤」という意味です。
これは、オフィスにサーバーを設置して、そこに個人が利用するデスクトップ環境を集めて、それぞれのPC端末に配信するというサービスです。
サーバ側でPCとしての処理を全てするので、個人が持っているPCの機能が低くてもフルに利用できます。
「daas」と「vdi」の違い!
「daas」は「個人のデスクトップの環境を、プロバイダが提供するサービス」です。
「vdi」は「個人が利用するデスクトップ環境を集めて、それぞれのPC端末に配信するサービス」です。
まとめ
今回は「daas」と「vdi」の違いをお伝えしました。
「daasはデスクトップをネットワーク経由で使う」、「vdiはデスクトップが配信される」と覚えておきましょう。