この記事では、“math”と“mathematics”の違いを分かりやすく説明していきます。
「math」とは?
“math”とは、「英語におけるmathematicsの短縮形・略語」を意味しています。
そのため、“math”という英語の名詞は、そのまま「数学・算数」を意味していることになります。
“math”という数学の略語は、英国英語では“maths”と発話・表記されることもありますが、意味はまったく同じになります。
“math”と別の単語を合わせた熟語には、「math class(数学の授業)」や「math course(学校における数学のコース・課程)」、「math disability(計算障害)」、「math and science education(数学と科学の教育・理系科目の教育)」などがあります。
「mathematics」とは?
「mathematics(マスマティクス)」とは、「数学の学問・算数の科目」を意味している英語の名詞です。
“mathematics”は英語の語源を遡ると「数学に含まれる代数学・幾何学・微積分などの複数形」の扱いなのですが、現代では「不可算名詞・単数形の扱い」となっています。
「mathematics」の単語を含む熟語には、「mathematics degree(大学教育における数学の学位)」、「mathematics enthusiast(数学愛好者)」などがあります。
「math」と「mathematics」の違い
“math”と“mathematics”の違いを、分かりやすく解説します。
“math”“maths”という英語は「mathematicsの略語」に当たり、両者に意味の違いはありません。
“math”と“mathematics”はどちらも、「数学・算数・計算」を意味する同義語になります。
「math」の例文
・『Math(Maths) is an abbreviation for mathematics. 』
(math・mathsというのは、数学を意味する略語なのです。)
・『I dropped my math credits and stayed for a year. 』
(私は数学の単位を落としてしまい留年しました。)
「mathematics」の例文
・『She was blessed with a talent for mathematics. 』
(彼女は数学の才能に恵まれていました。)
・『That student won the world mathematics tournament last year. 』
(あの生徒は数学の世界大会で優勝しました。)
まとめ
“math”と“mathematics”の違いを詳しく説明してきました。
“math”と“mathematics”は共に「数学・算数」を示している英語の同義語であり、この二つの英語の名詞には意味の違いはありません。
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