この記事では、「RAID01」と「RAID10」の違いを分かりやすく説明していきます。
「RAID01」とは?
「RAID01」とは、「HDのストライピンググループ(複数HDへのデータの分散保存)をミラーリング(コピー)したRAID」のことです。
「RAID01」は「それぞれのストライピンググループのHDが1台ずつ故障した場合」でも、データを喪失してしまうシステムで、耐障害性が弱いために「RAID10」を採用するケースが多くなっています。
「RAID10」とは?
「RAID10」とは、「ミラーリングした複数のグループ全体をストライピング(分散保存)したRAID」のことです。
「RAID10」は「ミラーリングしたそれぞれのグループのHDのすべてが故障しない限り」は、「ストライピングした全体のデータ」を維持できるという耐障害性の高さが利点になっています。
「RAID01」と「RAID10」の違い!
「RAID01」と「RAID10」の違いを、分かりやすく解説します。
「RAID01」と「RAID10」はどちらも「複数のハードディスクを組み合わせてセキュアにデータを保存するRAIDの種類」ですが、「RAID10」のほうが「RAID01」よりも「ハードディスク(HD)が故障した時の耐障害性が強くてデータを失いにくい」という違いがあります。
「RAID01」は「複数のHDに分散してデータを保存したストライピングをミラーリングしただけのRAID」で、「ストライピングしたHDがそれぞれのミラーリンググループで1台ずつでも故障した場合」にデータを失ってしまうのです。
「RAID10」は「複数のミラーリンググループをストライピングしたRAID」で、「一つのミラーリンググループのHDすべてが故障」しない限り、データを失うことがないのです。
まとめ
「RAID01」と「RAID10」の違いを説明しましたが、いかがだったでしょうか?
「RAID01」とは「HDのストライピンググループ(複数のHDへのデータの分散保存)をミラーリング(コピー)したもので、RAID10よりも耐障害性が弱い」を意味していて、「RAID10」は「ミラーリングしたHDのグループ全体をストライピングしたもので、RAID01よりも耐障害性が強くて採用されやすい」を意味している違いがあります。
「RAID01」と「RAID10」の違いを詳しく知りたい時は、この記事をチェックしてみてください。