「SAN値直葬」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

「SAN値直葬」とは?ゲーム用語

この記事では、「SAN値直葬」の意味を分かりやすく説明していきます。

「SAN値直葬」とは?意味

「SAN値直葬」は、テーブルトーク型のRPGに用いられる正気の度合いを示した値SAN値と、産地直送をかけ合わせた言葉で、正気を即座に失ったことを指します。

テーブルトークRPGでは、正気を失うとそのプレイヤーはゲームオーバーになりゲームから除外されるのですが、これについてはテーブルトークを円滑に行うGMの裁量によっても異なります。


「SAN値直葬」の概要

元々は、クトゥルフというテーブルトークシリーズにて、魚の化け物や魚介の化け物を見た際、あまりにも気持ち悪いが故に正気を失うという物が「SAN値直葬」という概念だったのですが、日本の場合、どうにもそうならなかったようです。

というのも、原作者のラブクラフトは異様に魚に対して嫌悪があったのですが、日本の場合、魚類を生で食べる文化があるが故、魚の化け物が出てきても何故か怖がるどころか食べてヒットポイント回復などボーナスステージのように考える動きがあります。

無論、そのようなことではゲームが破綻するため、現在では、日本人向けのクトゥルフのゲームブックなる物が登場し、安心して発狂できるゲームが登場しています。


「SAN値直葬」の言葉の使い方や使われ方

「SAN値直葬」は、見た瞬間、正気を失う出来事に遭遇した場合使用します。

ボードゲームやテーブルトーク系のゲームで使用するのが望ましいでしょう。

「SAN値直葬」を使った例文

・『実は日本人には、意外にホラー関連でSAN値直葬の概念は無い』
この例は、実は日本人はホラー関連への耐性がかなり強く、実のところ即座に正気を失うことはないという例になります。

というのも、実は海外のホラーは意外にも生魚の他イカにタコを題材にしたものが多く、日本人からしてみれば、おいしそうと考える人物や、格好良いのではと考える人物もおれば、かわいいと考える者もいたりと、まったくといってよいほど、魚介関連のホラーに関しては怖がりません。

例を挙げますと、有名なジョーズですが、あれ実は日本では娯楽として爆発的にヒットしましたが、アメリカではサメは恐ろしい生物だという認識に変わり、一時期、サメ狩りが横行したのです。

一方、日本は、サメは貴重な食糧ですので食べようという考えを持つ人物も多くおり、日本と海外では、ホラーの演出に対しての耐性が大きく異なるのです。

まとめ

この「SAN値直葬」という言葉ですが、実は以外に日本人というのは、正気を失いにくい種族なのかもしれないです。

その理由は、ブラック企業など労働環境がかなり悪くとも正気を失うものは少ない上、かつ、ホラー映画の演出においてもなぜかあまり怖がるどころか、日本人の場合、もっと過激もしくは面白い演出に期待をするなどどこか海外の方々とずれがあります。

そのずれの有名なお話がジョーズシリーズで、実はあのシリーズ、日本では爆発的ヒットですが、海外では忌み嫌われヒットしてないです。

それどころか、アメリカでは間違った解釈をされてしまい、人を襲わないサメまで殺害する事件になったりと、どちらかというと、アメリカの方の方が、映画を見て正気を失っています。

ですので、「SAN値直葬」という言葉は、あくまで、日本においては演出やゲーム上の現象で実際には、正気を失うことはまずないと言えます。

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