この記事では、「Yahoo砲」の意味を分かりやすく説明していきます。
トレンドの言葉を、短時間で学んでいきましょう。
「Yahoo砲」とは?意味
「Yahoo砲(やふーほう)」とは、ヤフーニュースに掲載されたサイトに、アクセスが集中すること。
PV数がいきなり伸びること、集中しすぎるあまりサイトがダウンすることです。
まるで砲弾のように突然やって来るので「Yahoo砲」と呼ばれています。
「文春砲」をもじった、おもしろい言葉です。
そもそも「Yahoo砲」の「Yahoo」とは「Yahoo!JAPAN」のニュースサイトです。
こちらのサイトのアクセス数は、1日あたり10億回になります。
日本の人口になおすと、おおよそ1人の国民が1日に10回は見ている計算になります。
「Yahoo!JAPAN」には「ココがポイント」や「出典」と書かれた関連サイトの表示機能があります。
ここにリンクがはられると、多くのユーザーがリンク先に流れていきます。
つまりヤフーに紹介されて、アクセス数がのびる現象が「Yahoo砲」です。
「Yahoo砲」の概要
「Yahoo砲」には、メリットとデメリットがあります。
「Yahoo砲」が飛んできて、嬉しい思いをした人もいれば、後処理に追われた微妙な人もいます。
嬉しいパターンはヤフーに掲載されて、PV数が一気にあがったサイト関係者です。
たくさんのユーザーが遊びに来てくれて、サイトも盛り上がっていきます。
反対にてんやわんやなのが、サーバーが落ちてしまったサイト関係者です。
かつて無いくらいサイトの訪問者が増えるので、表示が遅くなります。
場合によってはサーバーが限界に達して、ダウンすることもあります。
こうなると既存のユーザーからクレームが来てしまうため、システム関係者としては頭が痛い問題になります。
最近ではいつヤフーに掲載されてもいいように、サーバーの台数やプログラマーの増員にとりくむ企業も増えてきています。
嬉しく悲しいのが「Yahoo砲」です。
「Yahoo砲」の言葉の使い方や使われ方
「Yahoo砲」はこのように使われています。
・『Yahoo砲がやって来た!PV数がグイグイのびています。<うれしい悲鳴です』
・『Yahoo砲でサイトがダウンしたみたい。繋がらないよ』
・『Yahoo砲を、何とか乗り切れた。忙しい月曜でした』
「Yahoo砲」はヤフーに掲載されて、アクセスが集中すること。
またはサーバーが重くなり、ダウンする現象です。
ネットを作っている人、ネットをよく利用している人が使います。
「Yahoo砲」の類語や言いかえ
「Yahoo砲」の類語には、次のようなフレーズもあります。
・ヤフトピ砲
・グノシー砲
・グーグル砲
・スマニュー砲
ヤフトピとは「Yahoo!JAPAN」の主要トピックスに掲載された記事のこと。
そのほか掲載されるニュースサイトによって「砲」の前につく名前が変わっています。
「スマニュー」とは、スマートニュースを示しています。
まとめ
「Yahoo砲」の意味と使い方をおさらいしました。
「Yahoo砲」とは「Yahoo!JAPAN」にリンクがはられ、ユーザーの注目を集めること。
サイトの閲覧数がのびたり、注文依頼が増えたりする嬉しい作用をあらわしています。
ビジネスに役立てていきましょう。