この記事では、「ガーベラ」と「ガーベラ・テトラ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ガーベラ」とは?
「ガーベラ」は、RX計画により発案された、ガンダム試作機4号機のことです。
なお、注意してほしいのですが、ガンダムの開発は複数の会社が行っており、このガンダムはアナハイムで作られたたもので、オーガスタ製ではありません。
コンセプトは、超高速機動を確立したガンダムなのですが、計画が中止されたガンダムです。
その理由はGP01のフルバーニアンと構造がかぶりコンセプトが同じなうえ、開発する意味が無いということになり、廃止されたのがこのモビルスーツになります。
その為、武装計画も中断されておりどのような武装であるかもわからず、速度を重視したが故、頭部にあるバルカンすらなくなるという機体に代わっています。
「ガーベラ・テトラ」とは?
「ガーベラ・テトラ」は、裏取引により、ジオン軍に所属したモビルスーツで中身はガンダムです。
なお、裏取引が成立する理由は、アナハイム社にあり、この会社はジオンと連邦のモビルスーツを請け負う会社であるため、技術やモビルスーツ自体の横流しがあり、この「ガーベラ・テトラ」はガンダムを横流しして外見を別物にして組み上げた実質ガンダム4号機です。
なお機体自体は、高機動のガンダムのままで、武装をビームマシンガンに実弾の速射砲としており、無駄のない兵装を装備しており敵陣に飛び込むという海兵隊らしい武装を装備しています。
「ガーベラ」と「ガーベラ・テトラ」の違い
「ガーベラ」と「ガーベラ・テトラ」の違いは、見た感じガンダムだなとわかるか、ジオンぽっいモビルスーツであるかです。
両者は実は同じモビルスーツで、いらなくなった「ガーベラ」というガンダムをジオンの海兵隊用に作り替えただけです。
なお、連邦は、カメラはツインアイですが、ジオンの骨頂はモノアイという一個にしか見えないカメラを売りにしているため、譲渡された「ガーベラ」は、わざわざモノアイに換装したのちに「ガーベラ・テトラ」というモビルスーツとしてジオンに引き渡されています。
まとめ
「ガーベラ・テトラ」に関しては、完全にアナハイムが両者の下請け企業であるが故起こった問題で、そもそも、ガンダム自体、製造や研究を行う期間が多数あり、4号機自体アナハイム製、オーガスタのニュータイプ研究基地製があり統率が取れてないのです。
その為、言い方を悪く言えば、技術の流出は起こるべくして起きており、機体に関しても同様に起こるべくして起きた結果がこの「ガーベラ・テトラ」になり、アナハイムとしてもいらないモビルスーツは処分に困りますので再利用という形で処分できたのは好都合であると言えるのです。
なお、機体自体の性能は敵陣に突っ込むという点においては素晴らしいのですが、防御力の不足と火力不足感があり、適当に狙っても致命傷を与える武装を有していないことから、熟練者でなければ乗りこなすことは難しいというのが結論になります。