この記事では、コピー用紙の「古紙」と「上質紙」の違いを分かりやすく説明していきます。
「古紙」とは?
「古紙」とは、古新聞、古雑誌などを使っているものを言います。
基本的にコピー用紙は白色なのですが、「古紙」の場合は白色度が下がっています。
真っ白を100%とした時に「古紙」(再生紙)は70%という目安を覚えておきますとわかりやすいでしょう。
「古紙」のメリットは、環境への配慮ということになるでしょうか。
「古紙」を使えば、原料木の使用量を減らすことに繋がります。
小さなことですが、積み重ねれば大きな効果が期待できるでしょう。
そして意外かもしれませんが「古紙」だから安いというわけではありません。
コストだけを重視するならば「普通紙」を選ぶ方がいいでしょう。
「上質紙」とは?
「上質紙」とは、科学パルプ100%で作られた用紙のことを言います。
表面にコーティングがないため、印字を綺麗に再現することが可能となります。
また、ボールペンなどで書き込みを入れることにも適しています。
チラシ、名刺、表紙など、多様な用途があります。
コピー用紙の「古紙」と「上質紙」の違い!
コピー用紙 の「古紙」と「上質紙」の違いを、分かりやすく解説します。
コピー用紙の非加工紙には「古紙」「普通紙」「上質紙」と種類があり、用途に合わせて用紙を選ぶようにします。
一番使い勝手が良いのは「普通紙」となりますが、場合によっては「古紙」「上質紙」と使い分けるのです。
例えば、環境に配慮といったことを考えた時には「古紙」を選びます。
実は「普通紙」と比べて価格が安いといったわけではないのですが、大量に使う際「古紙」を選べば、その分原料木の使用量を減らすことに貢献できるのです。
耐久性はいいとは言えませんので、長期保存しない場合などに適しています。
一方の「上質紙」は印字が綺麗で、多様な用途があります。
注意点は写真の印刷には適していないということになります。
写真、絵などの印刷に関しては「加工紙」を選ぶようにしてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
コピー用紙の「古紙」と「上質紙」、二つの言葉の意味と違いを説明しました。
それぞれの特徴を理解して、用途に応じて使い分けるようにするといいでしょう。