この記事では、「残当」の意味を分かりやすく説明していきます。
「残当」とは?意味
「残当」は、残念ながら当然であるという言葉を短くしたネットスラングです。
インターネット上では、文字制限なども掲示板によっては存在するため、残念ですが当然かと、残念ながら当然でしょうなどの言葉は文字に起こすと長くなってしまいます。
そこで、生まれたのがこの「残当」でこの言葉であれば、たったの2文字で長ったらしい残念ながら当然であるという言葉を書き起こせるのです。
「残当」の概要
「残当」は、2006年ごろ当時の2ちゃんねるという掲示板で生まれた言葉で野球スレで「残当」と書かれたのが始まりです。
この言葉はたった2文字で残念である様子とその上で当然であろうという様子の2つの状況を表せる便利な言葉として普及しました。
何故、このような言葉が普及するかですが、インターネット上の掲示板は文字数を制限しており、長々と長文を記載するに際しては文字が制限されるという問題から、文章をできるだけ短くするという風潮があり、この例にならい生まれたのがこの「残当」で打ち込む側としてもたった2文字で内容が分かるのですから広がらない方がおかしいのです。
「残当」の言葉の使い方や使われ方
「残当」はネット掲示板などで長文を書くのが面倒である場合、残念ながら当然だと言いたい場合、使用します。
逆を言えば、日常では使用せず、ネットという空間において文字を打ち込むのが面倒な場合において使用するのです。
「残当」を使った例文
・『まあ、残当』
この例は、インターネットの書き込みでそのような結果は残念ではあるが当然だとした書き込みです。
「残当」は日常では使用せず、ネット空間で使用する言葉ですので、この文字群はインターネットの掲示板に書き込まれたものであると言えます。
・『絶対的に残当』
この例は、インターネットの掲示板で、絶対に残念ではあるが当然だとした例です。
「残当」には、絶対値という理念のようなものがあり、「まあ残当」、「絶対的に」等100%かそれ以下であるという絶対値の理念があり、これは100%当然だとした例になります。
まとめ
「残当」は、2006年ごろ野球のスレッドで生み出された、言葉で元々のスレッドは、嘘の情報を発信したという悪質な物から生まれたのです。
ですが、「残当」はたった2つの文字で残念と当然という意味を持つ言葉2つを解釈可能であるという便利な言葉として定着をしていきます。
それはなぜかと言うと、単純にインターネットの掲示板で文字を打ち込むのが面倒であることと、文字数制限です。
というのもインターネットの掲示板は文字数の制限が課せられており、当時から問題として長文の記載は難しい点がありかつまじめなスレッドにおいては文章を簡素化する必要性がありました。
そうした観点から、言葉を短縮しても理解できる言葉というのは流行語となりやすく、今現在では、「残当」は残念ではないうえ、当然だろうという意味なったりと解釈も異なる言葉として新しく定着しているのです。