この記事では、ネット用語の「フロリダ」の意味を分かりやすく説明していきます。
「フロリダ」とは?意味
「フロリダ」とは、「お風呂に入るので、オンラインから離脱すること」を意味しているネット用語です。
「フロリダ」というと「アメリカ合衆国のフロリダ州」を反射的に思い浮かべてしまいます。
しかし、「フロリダ」はアメリカのフロリダ州とは何の関係もない、「ダジャレでつくられたネットスラング」なのです。
「フロリダ」は2021年現在ではあまり使われなくなっていますが、2015年前後にはツイッターのタイムラインで非常に頻繁に使われている流行語の一つでした。
「フロリダ」の概要
「フロリダ」のネットスラングは、「風呂に入るので、SNSやチャットなどから離れること(しばらく返信できなくなること)」を意味しています。
「風呂」を「フロ」、「離脱」を「リダ」として、二つの言葉をオヤジギャグのように組み合わせて作られた新語なのです。
「フロリダ」と同時期にSNSでの利用が目立っていたスラングとして、一時帰宅を意味する「イチキタ」や耐え難い強い睡魔に襲われたときの「KSNM(くそねむい)」などがあります。
今でも若者世代に使われることが少なからずある俗語として、「ズッ友(ずっと友達でいよう)」や「かまちょ(かまってちょうだい)」なども挙げられます。
現在はほぼ死語化した感じのある「ウーロン茶」は、「うざいロン毛・茶髪のヘアスタイルをした男子」を示す隠語めいたネットスラングでした。
「フロリダ」の言葉の使い方や使われ方
「フロリダ」の言葉は、「オンラインでツイッターやチャットなどをしていて、そろそろ風呂に入るかというタイミング」で使うという使い方になります。
「お風呂に入るのでしばらくオフラインになります」や「風呂でSNSなどから離脱してしばらく反応できません」といった意味のニュアンスで、「フロリダ」は使われるのです。
そのため、ツイッターなどのタイムラインで「フロリダ」とつぶやくだけで、「その人はお風呂に行っていてオフラインになっているんだな」ということを閲覧者に周知できるのです。
「フロリダ」は、「フロリダる・フロリダしてくる」などのかたちで使用されることも多くあります。
「フロリダ」を使った例文(使用例)
・『昨日は夕方の5時頃にフロリダしたので、ネット上で友達の相談を十分に聞いてあげることができませんでした。』
・『フロリダという若者言葉が流行した時には新語の扱いでしたが、あれから5年以上の歳月が流れTwitterなどで使用する若者は激減しました。』
・『ツイッターやチャットでフロリダという書き込みが始まったばかりの頃は、多くの人がフロリダの意味するところを知りませんでした。』
まとめ
この記事では、「フロリダ」というネットスラングの意味・概要を説明して、使い方・例文を紹介しました。
「フロリダ」というのは、「風呂に入るので、インターネット上のコミュニケーションから離席すること」を示しているネット上の表現です。
「フロリダ」というネット用語について詳しく知りたいときは、この記事の内容をチェックしてみてください。