冷蔵庫の「パーシャル」と「チルド」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

冷蔵庫の「パーシャル」と「チルド」の違いとは?違い

冷蔵庫は保存する空間によって、微妙に温度が違うこともあります。

この記事では、「パーシャル」「チルド」の違いを分かりやすく説明していきます。

食材の区分けに悩んだときの、参考にしてみてください。

「パーシャル」とは?

パーシャルとは「マイナス3度」の低温のこと。

冷蔵庫ではパーシャル室と呼んでいます。

ほんの少し凍らせたいときに、とても便利な空間です。

パーシャルのメリットは、解凍の時間を短縮できること。

表面だけ凍っているので、解凍せずにそのまま料理につかえます。

パーシャル室に向いている食材は、お肉やお魚などの食材です。

ハンバーグ用のひき肉、さんま、まぐろの刺身などが挙げられます。

パーシャル室での保存期間は、食材によって異なるものの、おおよそ1週間くらい。

チルド室と冷凍室の、ちょうど中間くらいです。

上手に使いこなすと、週末にまとめ買いした食材をフレッシュなまま使い回せます。


「チルド」とは?

チルドとは「0度」の温度のこと。

冷蔵庫ではチルド室として親しまれています。

凍らせたくない食材を保存しておきたいとき、利用しやすい空間です。

チルドのメリットは、食材の風味はそのままに長時間保存できること。

これより温度を下げてしまうと食材はカチカチに凍ってしまうので、物によっては味が落ちてしまうことがあります。

チルド室と相性のいい食材は、豆腐、納豆などの大豆製品。

そしてソーセージやハム、かまぼこなどの加工食品です。

チルド室での保存期間は、3~5日。

冷蔵室よりもプラス2~3日くらい気持ち長めに保存できます。

食材を解凍させるとき、パンやお菓子の生地をねかせるとき、作り置きおかずを一時保存するときに便利です。


「パーシャル」と「チルド」の違い

どちらも冷蔵庫に付いている、人気の機能です。

「パーシャル」「チルド」の違いを、分かりやすく解説します。

・半解凍のパーシャル、冷蔵のチルド パーシャルとチルドの違いは、温度です。

0度より低い温度なのがパーシャル。

0度より高い温度なのがチルドです。

冷蔵庫の温度は、冷蔵がおおよそ5度。

野菜室が8度。

冷凍室がマイナス20度となっています。

そのため冷蔵から冷凍の間の温度を、さらに細かく分けたのが「パーシャル」「チルド」です。

パーシャルはマイナス3度くらいなので、食材を少しだけ冷凍させておけます。

またチルドは0度くらいなので、食材を冷凍させないギリギリの温度で寝かせておけます。

温度の違いで役割を分けているのが「パーシャル」「チルド」です。

まとめ

「パーシャル」「チルド」の違いを分かりやすくお伝えしました。

どちらも冷蔵庫の機能のこと。

パーシャルは「微冷凍させながら、食材を新鮮なままキープする空間」のこと。

対してチルドは「冷凍しない際どい温度で、食材をキープする空間」です。

パーシャルは刺身やハンバーグ用のひき肉の保管などに。

チルドはソーセージや漬け物の保存におすすめです。

違い
意味解説辞典