煽り言葉の「顔真っ赤」とは?意味や使い方、例文など分かりやすく解釈

煽り言葉の「顔真っ赤」とは?新語・ネット用語

この記事では、煽り言葉の「顔真っ赤」【かおまっか】の意味を分かりやすく説明していきます。

「顔真っ赤」とは?意味

「顔真っ赤」【かおまっか】とは、インターネット上で使われている煽り言葉で、相手の顔が赤くなるまで怒らせたうえで、自分の方がいかに冷静で凄いということを相手に思い知らせるときに使う言葉です。

挑発するような言葉で煽り続ければ相手が怒り、顔に血が上るそのさまを言い表し、怒りが頂点に達すると顔にますます血がのぼり、最後はリンゴのように真っ赤になるそのさまを表す言葉になります。

主に、掲示板で使われている言葉であるこの「顔真っ赤」は、2ちゃんねる内で書き込みした一定回数以上になるとで赤くなります。


「顔真っ赤」の概要

2ちゃんねるのような掲示板では、スレッドの回数によって色が変わる専ブラがあり、5回以上書き込みしたとき赤くなるようになっています。

5回以上も書き込みする人は煽られて怒り、興奮している状態のため何度も相手へ攻撃していると分かるため、他の者からすればまるで「顔真っ赤」にして怒っているように見えることからこのような煽り言葉が生まれました。

そんなに「顔を真っ赤」にしてまで自分の持論を通す人は他の人から見ると「唾を飛ばすように力を入れて怒るほどでもないだろう」と感じて笑い、馬鹿にしたくなるわけです。


「顔真っ赤」の言葉の使い方や使われ方

大手掲示板の2ちゃんねる【現5ちゃんねる】の掲示板でよく使われている「顔真っ赤」は、相手がかなり怒っているさまを馬鹿にするときに使います。

そんなに怒るようなことでもないのにすごい剣幕で怒っていると思う書き込みを見て、「大人気ないぞ」とからかいつつ「冷静になれよ」と伝えたり、「怒ったところでなんの解決もしないぞ」と相手を馬鹿にするときに使う言葉です。

また、「ID顔が真っ赤だぞ」と相手を特定したうえで「こんなことを言われたくらいで怒るなよ」となだめつつ、内心では笑い、見下している気持ちを伝えます。

「顔真っ赤」を使った例文

・『そんなに顔真っ赤にしてまで怒ることかよWWW』
・『ID顔真っ赤だぞWWW』
・『ID顔真っ赤にするほど怒ったら恥ずかしいぞー』
一人で興奮した様子のIDに対して、そのように興奮することはないだろうという気持ちを伝えて、冷静になれと忠告しますが、最後に「WWW」を付け足すことで相手に対して笑っている気持ちを伝えるわけです。

また、「顔真っ赤」と書いてから笑いを表現する文字を付けて挑発する方法もありますし、「怒ったら恥ずかしいぞ」と馬鹿にする言葉を直接相手に伝えて、もっと挑発する書き込みをする方法も2ちゃんねるでは主流となっています。

まとめ

煽られれば人は「顔真っ赤」にして怒り、その怒っている気持ちを吐き出すようにスレッドに書き込みをすればするほどIDの色が赤くなっていくさまに対し、他の人が馬鹿にするときに使う言葉です。

しかし、掲示板で書き込みしていたとき、怒りがおさまらない人がいたら少しは煽るのもいいですが、あまりにも煽ってばかりいると逆にみっともない状態になってしまうので気をつけましょう。