この記事では、「phone」と「スマホ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「phone」とは?
「phone」(フォン)は、英語で電話機を意味している名詞です。
また、動詞では電話をかけることも表します。
電話機を意味する単語に“telephone”(テレフォン)もあります。
“telephone”は、“phone”に遠隔を意味する“tele”を付けた単語です。
遠くに音を伝えるというニュアンスを含みますが“phone”が表す電話機と特に意味の違いはありません。
英語で電話機のことを表す時は“telephone”ではなく短い“phone”のほうを用いるのが一般的です。
“phone”は電話機の総称で、携帯電話は英語で“mobile phone”または“cell phone”と呼びます。
固定電話は“land line”あるいは“land phone”となります。
ちなみに“phone”の付く固有名詞では“iPhone”(アイフォン)が有名です。
これはアップル社が開発したスマートフォンの製品です。
アップル社が開発した「iPod」(アイポッド)の派生製品であることからその名称が付けられました。
「スマホ」とは?
「スマホ」は「スマートフォン」を略した言葉です。
スマートフォンは、それまで一般的に普及していた携帯電話にオペレーションシステムを付帯させた、性能の高いモバイル端末です。
スマホのひとつ前の世代となる携帯電話は「フィーチャー・フォン」「ガラケー」と呼ばれていました。
大半のユーザーが「スマホ」に移行しましたが、今でも一部のユーザーには根強い人気があります。
スマートフォンは全ての機種を対象とした総称です。
ただし、アップル社が“iPhone”をスマートフォンと呼ばないため、“iPhone”は“iPhone”と、それ以外でOSに“Android”を搭載している機種は「スマホ」と呼ばれる風潮が定着しています。
「スマートフォン」が普及した頃は、略したそのままに「スマフォ」とも呼ばれていました。
しかし「スマフォ」より「スマホ」のほうが表記や発音のしやすいため「スマホ」が定着しています。
どちらを使っても間違いにはなりません。
「phone」と「スマホ」の違い
「phone」と「スマホ」の違いを、分かりやすく解説します。
「phone」は電話機、電話をかけることを表す英単語です。
固定電話、携帯電話も含まれます。
「スマホ」はモバイル端末「スマートフォン」の略語です。
「phone」の一種ですが、特定の端末を指すものです。
なお、アップル社の“iPhone”は「スマホ」と呼ばず“iPhone”と呼び分けられているため、「スマホ」といえば“iPhone”に対する“Android”機種を指すことも多くなっています。
まとめ
「phone」は広く電話機を指し、「スマホ」はスマートフォンの違う言い方となります。
「スマホ」については“iPhone”を「スマホ」と呼ばない暗黙のルールがあります。
「スマホ」と表記されていたら“iPhone”以外の機種を指している可能性も考えましょう。