この記事では、「ドクターストップ」と「TKO」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ドクターストップ」とは?
「ドクターストップ」の意味と使い方について紹介します。
「ドクターストップ」の意味
「ドクターストップ」は「ボクシングで試合中に選手が負傷などで、医師により試合続行が不可能と診断され、試合が中止になり負傷した選手が負けとなること」「転じて、健康上の理由で医師から特定の飲食物や行動などをやめる様に言われること」という意味です。
「ドクターストップ」の使い方
「ドクターストップ」は、ボクシングの試合において、選手がけがをしたり、相手の攻撃により強いダメージを受けて、医師がこれ以上試合を続けるのは危険だと判断、試合の停止をレフェリーに申し入れて受け入れられることを言います。
「ドクターストップ」は「TKO」の一つで、負傷した選手は敗者となります。
ボクシングの試合は身体へのダメージが大きいので、必ず医師が付き添います。
選手がどんなにやる気があっても、医師が危険と判断した場合、試合が中止されるのです。
「TKO」とは?
「TKO」の意味と使い方について紹介します。
「TKO」の意味
「TKO」は「健康上の理由からレフェリーが試合続行不可能と判断して、試合を中止、止められた方が敗者になること」という意味です。
「TKO」の使い方
「TKO」は「テクニカル・ノックアウト」を省略した言葉です。
ボクシングは非常に激しいスポーツですので、これ以上攻撃を受けると危険であると周囲が判断した場合、試合を強制的に終了できるというルールがあるのです。
「TKO」には幾つか種類があり、上記で紹介した「ドクターストップ」もその一つです。
その他にも、選手が打撃を受けて自分を守れない状態になったり、ゴングが鳴っも立ち上がれなかったり、セコンドが危険と判断してタオルを投げ入れたりした時などに、レフェリーの判断として「TKO」が成立します。
これにより、試合を止められた選手が自動的に敗者となります。
「ドクターストップ」と「TKO」の違い!
「ドクターストップ」は「TKOの一つで、医師により試合続行が不可能と判断されること」です。
「TKO」は「レフェリーが試合続行不可能と判断して、試合を中止すること」です。
まとめ
今回は「ドクターストップ」と「TKO」の違いをお伝えしました。
「ドクターストップは医師が判断」、「TKOはレフェリーが判断」と覚えておきましょう。