「着金」とは?意味や使い方を解説

意味と使い方

「着金」

この着金は、ネットショッピングやネットオークションなどを利用しているとよく聞く言葉です。

特に個人間のオークションでは、これが行われてから商品の発送を行っていました。

しかし、最近ではトラブル防止の為、一度間にオークションサイトを挟んだ金銭のやり取りがメインとなってきており、商品の発送が先という形に変わりつつあります。

「着金」の意味

着金とは、「自分の元にお金が届いた」ことを表現する言葉です。

実際の手元でなくても、使っている銀行口座に振り込まれたことが確認できれば、この着金と表現して構いません。

前項にも書いたように、個人間取引では、以前はこの着金があってから商品を発送するものでした。

しかし、お金だけ先に振り込ませ、発送しないといった詐欺のような行為も度々確認されたことから、今では多くのオークションや類似したサイトで、一度そのサイトに預け(購入側がそちらに振り込みます)、商品がきちんと到着したと確認されると、発送した側にサイトから振込があるというシステムになっています。

「着金」の英語と解釈

着金は英語では、“confirm receipt of payment”と表記します。

ネットサイトでよく使われる「着金を確認しました」といった表現が、正にこのままの形です。

個人間のメールなどになると、ここまで性格な表記ではなく、“confirm payment”“receipt payment”とだけ使うことも多いです。

これだけでも充分に「着金の確認」という意味になります。

「着金」の言葉の使い方

着金は、それが確認できた時やそれを待っている時、または相手に対し、きちんとそれがあったか確認して欲しいと伝える時などに使います。

対義語は「送金」となりますが、この送金はお金の流れ自体(振込から着金まで)を表す言葉でもあるので、「振込」そのものの方がいいかも知れません。

「着金」を使った例文・解釈

着金を使った例文です。

お店のカウンターなどで直接お金のやり取りを行う場合には、この着金という言葉は使いません。

「着金」の例文1

「着金が確認できたので、早速商品を発送した」

前述のように、今では多くのネットサイトでこういった形式でのやり取りは少なくなっていますが、比較的小規模のフリマサイトなどでは、未だに先に振込を行ってもらうという形での取引も少なくありません。

「着金」の例文2

「最近では24時間いつでも瞬時に着金される銀行が増えてきた」

以前は主にネット銀行のみでしたが、現在では大手都市銀行やゆうちょ銀行などで、24時間いつでも振込を行った瞬間に相手の口座に着金されるようになりました。

基本的にはとても便利なシステムになったと言えますが、逆に、いつ振込を行ったかが記録からはっきり分かるようになった為、それによるデメリットがないとも言えません。

「着金」の例文3

「株式の売却による入金は、着金までに数日掛かるのが普通だ」

多くの証券会社では、売却時のルールとして、約定(売却が確定した)日から起算して4営業日目に自分の証券会社の口座まで振り込まれることになっています。

間に休日が一切ないとすると、10日中に約定すれば、13日には(10日を1日目として、4日目は13日です)振込があるということです。

「着金」の例文4

「未だに着金されないところを見ると、まだ振り込んでいないのかも知れない」

24時間の振込には対応していない金融機関では、間に休日を挟むと、一番近い平日まで振込が反映されない(=着金されない)ことがあります。

しかし、日曜日に振込を行った場合でも、翌月曜日(休日ではないという前提です)にはもう反映される為、月曜日中に着金されなかった時には、日曜日までには振り込んでいないということが分かります。

意味と使い方
意味解説辞典