この記事では、「おもらし」と「おねしょ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「おもらし」とは?
「おもらし」の意味と使い方について紹介します。
「おもらし」の意味
「おもらし」は漢字で「お漏らし」と書きます。
意味は「小便を漏らすことを表す幼児語のこと」です。
「おもらし」の使い方
「おもらし」は、トイレに行けずに小便を漏らしてしまい、下着や周囲を濡らしてしまうことを言います。
「漏らす」は「液体などがこぼれる」という意味があり、ここから「小便が我慢できずに出てしまうこと」として使われる様になりました。
「おもらし」は、基本的に日中起きていながら、トイレが間に合わなかった時の表現です。
幼児語ですので、主にトイレの習慣がまだできていない子供に対して使われます。
また、カジュアルな会話として容器から液体が漏れた時にも使われる場合があります。
「おねしょ」とは?
「おねしょ」の意味と使い方について紹介します。
「おねしょ」の意味
「おねしょ」は「子供が夜寝ている間に無意識に小便をしてしまうこと」という意味です。
「おねしょ」の使い方
「おねしょ」は、子供が夜寝ている間に、無意識に小便をしてしまい、パジャマや布団を濡らしてしまうことを言います。
「おねしょ」は「寝ている時のおもらし」に対して使われる言葉です。
乳幼児は身体が未発達で膀胱が小さい為に、夜間に小便を溜めておけません。
眠りが深く、尿意を感じて目が覚める神経もまだ発達していない為に、漏らしてしまうのです。
6歳を過ぎる頃になると、自然に膀胱が収縮する様になり、尿を溜められる量も増えるので、次第に「おねしょ」をしなくなります。
因みに、成長しても「おねしょ」が続く場合は「夜尿症(やにょうしょう)」と言います。
「おもらし」と「おねしょ」の違い!
「おもらし」は「起きている時に小便を漏らすこと」です。
「おねしょ」は「寝ている時に小便を漏らすこと」です。
まとめ
今回は「おもらし」と「おねしょ」の違いをお伝えしました。
「おもらしは起きている時」、「おねしょは寝ている時」と覚えておきましょう。