この記事では、「見合う」と「似合う」の違いを分かりやすく説明していきます。
「見合う」とは?
「見合う」の意味と使い方について紹介します。
「見合う」の意味
「見合う」は「みあう」と読みます。
意味は「お互いに相手の顔をよく見ること」「ほど良く釣り合って対応する様子」「大勢で見物すること」「出くわすこと」です。
「見合う」の使い方
「見合う」は日常で使う時には、ほど良く釣り合って対応することを言います。
あるものに対して、あるものが適切だと思える時に使う言葉です。
例えば「仕事に見合う給料が欲しい」と言う場合、「仕事の責任や大変さに釣り合うだけの給料が欲しい」という意味です。
2つのものが、同等であること、または取って代われる時に使われます。
金銭などの価値に対してだけではなく、重さや高さなど、度合いを表すものに対しても使われます。
「似合う」とは?
「似合う」の意味と使い方について紹介します。
「似合う」の意味
「似合う」は「にあう」と読みます。
意味は「丁度良く釣り合って調和する」です。
「似合う」の使い方
「似合う」は、あるものに対して、あるものが丁度良く釣り合って調和することを言います。
「釣り合う」という意味では「見合う」と同じ意味ですが、「見合う」が「対応する」という意味であるのに対して、「似合う」は「調和する」という意味が含まれます。
例えば「この服に似合う帽子はどれかな」など、見栄えが良いもの同士に対して使われるのです。
それと一緒にして良いと思えるものを表す言葉であり、「同等、または取って代われる」という意味はありません。
「見合う」と「似合う」の違い!
「見合う」は「価値や度合いが釣り合い、対応すること」です。
「似合う」は「2つのものが釣り合って調和すること」です。
まとめ
今回は「見合う」と「似合う」の違いをお伝えしました。
「見合うは対応する」、「似合うは調和する」と覚えておきましょう。