この記事では、「チャペル式」と「神前式」の違いを分かりやすく説明していきます。
「チャペル式」とは?
「チャペル式」とは、「キリスト教の教会で執り行われる洋式・洋風の結婚式(挙式)」のことを意味しています。
そのため、「チャペル式」は「教会式」とも呼ばれます。
「チャペル式」は「新郎新婦の個人の愛の誓い」を重視する結婚式で、神の前で永遠の愛を誓って指輪を交換します。
「チャペル式」で着る正装は、「新婦はウェディングドレス(特に純白のウェディングドレス)・新郎はタキシード」になります。
「神前式」とは?
「神前式(しんぜんしき)」とは、「神道の神社・神殿で執り行われる和式・和風の伝統的な結婚式(挙式)」のことを意味しています。
「神前式」は「家と家(両家)のつながり」を重視する結婚式で、神様に結婚を報告して「三々九度の盃(さんさんくどのはい)」によって夫婦の永遠の契りを結びます。
「神前式」で着る正装は、「新婦は白無垢(しろむく)あるいは黒引き振袖・新郎は袴(はかま)」になります。
「チャペル式」と「神前式」の違い!
「チャペル式」と「神前式」の違いを、分かりやすく解説します。
「チャペル式」と「神前式」はどちらも結婚式の方式(種類)を意味していますが、「チャペル式」は「教会式とも呼ばれる洋式の結婚式」、「神前式」は「伝統的な和式(日本)の結婚式」を意味している違いがあります。
「チャペル式」は「夫婦二人の愛の誓い(大勢の客を招待する披露宴もセットが多い)」を重視して「キリスト教の教会」で行われ、「神前式」は「家と家の固い結びつき(基本的に両家の親族・関係者のみが参加)」を重視して「神道の神社・神殿」で執り行われる違いもあります。
「チャペル式」の正装は「新婦はウェディングドレス(特に純白のドレス)・新郎はタキシード」ですが、「神前式」のほうは「新婦は白無垢、新郎は袴」であるという違いも指摘できます。
まとめ
「チャペル式」と「神前式」の違いを説明しましたが、いかがだったでしょうか?
「チャペル式」とは「新婦はウェディングドレス、新郎はタキシードを着用し、教会で神様に二人の愛を誓うキリスト教を前提とした結婚式」を意味していて、「神前式」は「新婦は白無垢、新郎は袴を着用し、神社・神殿で神様に二人と家族の結びつきを報告する神道を前提とした結婚式」を意味している違いがあります。
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