日常的に使われる言葉で、食品としてもなじみがある「ミルク」と「牛乳」ですが、違いを知っていますか。
この記事では、「ミルク」と「牛乳」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ミルク」とは?
「ミルク」には、2つの意味があります。
1つめは乳のことです。
特に牛の乳のことを指します。
乳には、牛のもの以外にも山羊、羊、トナカイ、ラクダのものなどもあります。
また、乳ではありませんが、アーモンドから作ったアーモンドミルク、ココナッツから作ったココナッツミルクなどもあります。
もう一つの意味は、練乳や粉乳など牛の乳の加工品のことです。
母乳の代わりに乳児に飲ませる加工品のことも指します。
「牛乳」とは?
「牛乳」は牛の乳のことです。
スーパーやコンビニなどではさまざまな種類の牛乳類が販売されており、種類は乳脂肪分や無脂肪固形分の含有量によって食品衛生用によって決められています。
「牛乳」は無脂肪固形分8.0%以上、乳脂肪分3.0%以上のものとしています。
「特別牛乳」は無脂肪固形分8.5%以上、乳脂肪分3.3%以上のもののことです。
「成分調整牛乳」は無脂肪固形分8.0%以上、乳脂肪分は規定がありません。
「ミルク」と「牛乳」の違い
「ミルク」は乳のこと、特に牛の乳のことを指します。
また、牛の乳を用いた練乳や粉乳などの加工品も「ミルク」といいます。
「牛乳」は牛の乳のことです。
まとめ
「ミルク」と「牛乳」はどちらも牛の乳のことを指しますが、「ミルク」には「牛乳」よりも広い意味が含まれています。