「ゼリー」と「グミ」はよく似ています。
両者に違いはあるのでしょうか。
詳しく説明します。
「ゼリー」とは?
一般的に、ゲル状のものを指します。
お菓子の「ゼリー」は、「ジュレ」とも呼ばれ、果汁などを動物由来のゼラチンや、植物由来の寒天などで固めて作ります。
「ゼリー」は、水気が多く柔らかい食感の食品で、「ジュレ」は、それよりも更に水分が多く、とろりとしています。
「グミ」とは?
ドイツ発祥のお菓子で、ドイツ語ではゴムという意味の“Gummi”と書きます。
ドイツでは、強く噛む食品が減り、歯の病気にかかる子供達が増えていました。
その為、硬い食感の「グミ」が作られました。
「グミ」は、果汁を大量のゼラチンで固めることで、硬さを出しています。
「ゼリー」と「グミ」の違い
ゼラチンの含有量が違うことにより、食感が違います。
「グミ」の方が「ゼリー」よりも硬い食感です。
また、煮こごり料理などの「ゼリー」もありますが、「グミ」と言えばお菓子の「グミ」を指すことがほとんどです。
「ゼリー」は寒天などを使用した植物由来のものも、動物由来のものもあります。
それに対し、「グミ」は、ごく一部のもの以外は、動物由来のものが一般的です。
まとめ
「ゼリー」と「グミ」は、どちらも弾力のあるお菓子です。
違いを知って食べ比べてみてはいかがでしょうか。