日本語には似た意味合いを持つ言葉が色々とあるので、使い分けるのが難しかったりします。
「訂正」と「修正」もそういった言葉の1種で、その違いをきちんと把握出来ている人は結構少ないです。
だからこそ、「訂正」と「修正」の違いを分かりやすく説明します。
「訂正」とは?
「訂正」とは、間違いを改めて正すという意味を持つ言葉です。
具体的には文章や発言に誤りがあって、その部分を正しい形に直した時に「訂正」という言葉を使用します。
「修正」とは?
「修正」とは、不十分な箇所を直して正しくしたり、より良くするために手を加えるといった意味合いの言葉です。
文章だけでなく、考え方や行動の方向性を変える際等にも用いる事が出来ます。
「訂正」と「修正」の違い
「訂正」と「修正」の違いを明確に解説すると、まずはこれらの言葉を用いる対象に違いが見られるのです。
「訂正」が使用されるのは文章や言葉といった形で対象が限定されるのに対し、「修正」は言葉や行動、動きに考え方や方向性等対象がかなり幅広くなっています。
同時に「訂正」は間違いを正したい時に使用しますが、「修正」は間違いだけでなく不十分な点をより良くしたい時にも、用いる事が可能です。
まとめ
「訂正」は言葉や文章に間違いがあった際に、それを正すという意味で使用する言葉となっています。
明確に間違いが見付かりそれを正す場合にのみ、使用する言葉です。
「修正」は言葉だけでなく、動きや方向性等より幅広い対象に用いる事が出来ます。
しかも間違いを正すだけでなく、より良くするという意味合いでも使用可能です。