この記事では、「物寂しい」と「寂しい」の違いを分かりやすく説明していきます。
「物寂しい」とは?
「物寂しい」とは、明確な理由がないのになんとなく寂しく感じることを指します。
「物寂しい」の「物」は「なんとなく」という意味です。
「もの寂しい」と「物」をひらがなで表記する場合もあります。
また、「うら寂しい」とも言うことがあります。
「寂しい」とは?
「寂しい」とは、心細かったり、満たされないことを物足りなく思う気持ちのことです。
人や生き物の気配がなく、しんみりと静かな雰囲気のことを指す場合もあります。
「物寂しい」と「寂しい」の違い
「物寂しい」と「寂しい」の違いを、分かりやすく解説します。
「物寂しい」の「物」は、「なんとなく」という意味です。
理由がないのになんとなく心細さや満たされなさを感じる場合、「寂しい」を使わずに「物寂しい」を使います。
ひと気のない雰囲気になんとなく哀愁を感じる場合も「物寂しい」という言葉を使うことがあります。
逆に、明確な理由があり、はっきりと言葉で表せる寂しさを感じる場合、「物寂しい」ではなく「寂しい」を用います。
まとめ
理由が思い当たらず、なんとなく寂しい印象を受けるときは「物寂しい」を使います。
はっきりと理由があって心細い気持ちになるときは「寂しい」を使います。