この記事では、「真意」と「本意」の違いを分かりやすく説明していきます。
「真意」とは?
「真意」には、本当の気持ちという意味があります。
表面から捉えにくい心、表しにくい気持のことを意味しています。
「真意をくみとる」という使われ方がされるのですが、「くみとる」には相手の心情を推し量るという意味があり、見えない心を推測することを表しています。
「真」という漢字には、まこと、ほんとうのという意味があり、「意」という漢字には、こころ、気持ち、思い、考えという意味があります。
「本意」とは?
「本意」には、2つの意味があります。
1つめは、本当の気持ちです。
類語は本心、真意になります。
本心は、本当の心を意味します。
もう一つは、もともとの願い、もとからの考えという意味です。
類語は本懐、本望になります。
本懐はもとから抱いている願いのこと、本望は本来の望みのことです。
「本」という漢字には、もと、心からのという意味があります。
「真意」と「本意」の違い
「真意」とは、表面からは見えにくい本当の気持ちのことです。
「本意」にも本当の気持ちという意味があり、「真意」と同じ意味になります。
しかし、「本意」にはもともとの願いという別の意味もあり、この場合は「真意」とは意味が異なります。
まとめ
「本意」には2つの意味があり、「真意」と同じ意味もあれば、異なる意味も含んでいます。