この記事では、「海苔」と「青海苔」の違いを分かりやすく説明していきます。
「海苔」とは?
「海苔」は海藻を原料にしています。
海藻にもいろいろな種類がありますが、板海苔と呼ばれる一般的に食養とされている「海苔」は、スサビノリやアサクサノリを原料にしています。
「海苔」の多くは養殖です。
養殖方法には、「支柱柵養殖」と「浮き流し養殖」の2通りがあります。
「支柱柵洋食」は、4本の支柱の間に海苔の種を付着させた網を張って育てる方法です。
天然の海苔に近い環境で育てています。
「浮き流し養殖」は、海面に浮かぶブイと海底に打ち込んだアンカーの間に海苔の種を付着させた網を張って育てる方法です。
「青海苔」とは?
食養の「青海苔」は、アオサ科アオサ属のアオサやスジアオノリなどの海藻を乾燥させたものです。
アオサ属のアオサは、「あおさ」という商品名で販売されていることがあります。
「青海苔」として販売されているものは、スジアオノリ、ウスバアオノリ、ヒラアオノリを原料にしているものが多いです。
天然物で収穫される量が減ってきており、養殖がおこなわれています。
「海苔」と「青海苔」の違い
海藻にはさまざまな種類があり、「海苔」と「青海苔」は使用している海藻の種類が異なります。
「海苔」は、主にスサビノリやアサクサノリを原料にしているものです。
「青海苔」は、スジアオノリ、ウスバアオノリ、ヒラアオノリを原料にしています。
まとめ
「海苔」と「青海苔」は原料となる海藻の種類が異なり、見た目も味も異なります。