「素行不良」
素行不良というのは「そこうふりょう」と読み、平素の行いが悪いことを指しています。
素行というのは平素の状況を指しているため、普段の行いが悪い、平素の状態が良くない、という意味になるのです。
「素行不良」の意味
素行不良というのはよく通知表等で見ることが多いのではないでしょうか。
授業態度が悪い、教師への態度が悪い、などという時に素行不良という言葉が使われることがあります。
例えば仕事をしているはずの時間帯に怠けていたらそれは素行不良ということになるのです。
「素行不良」の言葉の使い方
素行不良は通知表等で見ることも多く、例えば「素行不良により内申が22日経っていません」などと書かれていることがあります。
これは普段の生活態度が悪いということになり、例えば教師に敬意を表していない、授業中に他ごとをしている、などといった問題が挙げられます。
「素行不良」を使った例文・短文(解釈)
それならば、素行不良とは一体どのようなニュアンスで使われるのでしょうか。
ここでは素行不良という言葉を使った例文を紹介します。
「素行不良」の例文1
「娘は素行不良で高校の推薦がもらえなかった」
推薦や受験など、進路には内申というものが大きく影響してきます。
そしてどれだけ授業で頑張ったとしても、素行不良という問題が指摘されれば成績が下がるということもあります。
素行不良によって内申が下がってしまい希望していた高校に進学できなかったという結果になることもあり得ます。
だからこそ、普段から生活態度を改め、メリハリのある生活をしていきたいものです。
少なくとも推薦などを意識するのであれば、誰であっても普段の生活態度を見直す必要があります。
「素行不良」の例文2
「恋人の素行不良が気になって、彼は興信所に依頼したらしい。 その結果彼女がギャンブルに陥っていることがわかったらしいよ」
結婚を意識する前、恋人の背景を調査する、恋人が何の問題もない人物であることを確認する、という目的で探偵を雇う人もいるかもしれませんね。
あるいは、普段から恋人のタバコなどが気になって素行不良を疑っている人の場合、普段どのような生活をしているのかきちんと調べておきたいと考える人もいるかもしれません。
確かに、もともとタバコやお酒に溺れている傾向がある、洋服をきちんと来ていない、などという問題が解見えていたら、その人がどのような生活をしているのか事前に調べておきたいと思っても無理はありません。
「素行不良」の例文3
「いやいや、彼はそもそも素行不良が指摘されている。 あんな人と結婚なんて絶対に無理だよ」
結婚を考えている男性が素行不良だったら、そもそも周りから反対されても仕方がありません。
どれだけ良い人であったとしても借金があったり、定職についていなかったり、ということがあればそもそも結婚は難しいと言えるでしょう。
それだけならば良いですが、そこに性格が悪い、他の人に対して厳しい言葉を浴びせる癖がある、嘘をつくことが多い、などという問題が指摘されたら、なおさらそのような男性と結婚するなんてとんでもないと思う人もいるのではないでしょうか。
「素行不良」の例文4
「あの人、どうやら恋人が妊娠したらしいよ。 あんな素行不良なのにどうやって子供を育てていくんだろうね」
恋人が妊娠してしまうと、責任を取って結婚をしようと考える人もいるかもしれません。
子供ができたと分かった時から男性が一生懸命仕事を探し、何とか生活を立て直すということもあります。
しかしその一方で、素行不良の男性の場合はどうやって親になっていくのか、どうやって子供を育てていくのか分からないということもあるのではないでしょうか。
素行不良という時点でそもそも周りからは悪い目で見られていることも多いものです。
もしも親になるのであれば、その噂を覆すべく努力をしたいものです。