この記事では、iphoneの「再起動」と「電源オフ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「再起動」とは?
パソコンに慣れ親しんでいる人であれば、耳にしたことのある「再起動」という言葉ですが、パソコンとiphoneの「再起動」は同じことを行い、また意味を持ちます。
つまり、「再起動」はシステムをシャットダウンした後に一連の流れで、再び起動を行うことです。
「再起動」を行うことで、使い勝手が格段にアップするので定期的に行うことが推奨されています。
なぜ使い勝手がアップするのかというと、システムソフトウエアは多くのプログラムが連携して処理を行っていますが、ときにはスムーズのできなくなってしまいます。
「再起動」することでプログラムを読み込み直すために正常化するわけです。
一見iphoneになんら異常を感じないときであっても「再起動」を行うと、フリーズして使えなくなってしまうようなトラブルを未然に防けるようになります。
ただし、強制再起動は止めましょう。
テレビを見ている状態でいきなりコンセントを引き抜くのと同じくらい乱暴な処理なので、ダメージが大きくiphoneの寿命を縮めてしまうことにもなりかねません。
「電源オフ」とは?
「電源オフ」は、電源を落として使えない状態にすることです。
電源を落としてしまうとシステムは完全に停止します。
スリープ状態と似ていますが、スリープではシステムは稼働し続けている状態なので、この点が「電源オフ」とは異なります。
また、稼働しているためにスリープ状態の場合、電池が消耗し続けています。
もしもiphoneをまったく必要としない状況になったのであれば、「電源オフ」にすると電池の消耗を防ぐことができるのです。
「再起動」と「電源オフ」の違い
ふたつの違いを分かりやすく例えてみましょう。
「再起動」というのは、整理整頓のことです。
テーブルの上を想像してみてください。
あれこれと作業をし続けると、テーブルの上には様々なもので散らかってしまいます。
このまま作業を続けようとすると、効率が悪くなる一方です。
そこで整理整頓すると不要なものがしっかりと片付き、作業効率がグッと上がります。
一方の「電源オフ」は、作業をやり終えたので今日は仕事をしないことにし、テーブルの上を片付け、テーブルライトのスイッチを消し、席を立ちます。
終了という区切りをつけたわけです。
このように、次に備えるのが「再起動」であり、区切りをつけて終了するのが「電源オフ」と分けて考えれば間違いありません。
まとめ
「再起動」と「電源オフ」は、同じではありません。
しかしながら、どちらも状況に合わせて定期的に行うとiphoneのためになります。
スマホの画面を逐一チェックしていないと不安という人もいるかもしれませんが、そのような人でも「再起動」はときどき行うのがおすすめです。
休息やリセットが必要なのはiphoneも人間も同じこと。
定期的に行うことで、快適に使い続けることができるようになります。