この記事では、「夜食」と「間食」の違いを分かりやすく説明していきます。
「夜食」とは?
「夜食」とは、一般的には夕食後、夜遅くなってから食べる簡単な食事の事を意味します。
一般的に日本では3食を摂るのが一般的で、健康にはそれが良いとされています。
しかし、現代人の生活は夜型が増えた事もあり、夕食を摂った後に長く起きていて、小腹が空く事もあります。
そんな時に食べる軽い食事を「夜食」と呼ぶのです。
特に「夜食」を食べる時間帯に限定はありませんが、10:00~深夜帯に食べる場合が多いと言えます。
「間食」とは?
「間食」とは、一般的に毎日3食を規則正しく摂っている場合に、その3食の間いに摂取する補助的な軽食等を言います。
一般的に3食は、4時間の間隔で食べるのが健康に良いとされています。
朝食を7時に摂り、12時に昼食を摂れば、その間隔は5時間で適切な間隔となります。
しかし夕食を夜の7時に摂っても7時間の間が空きますし、夜8時に摂れば8時間も開いてしまいます。
そのため、午後3~4時頃におやつとして食べるケースが多く、食べるのはお菓子であったり軽食であったりします。
これが一般的に「間食」摂る最も多いパターンと言えるでしょう。
ちなみに、おやつと言う言葉は、江戸時代の中期には、現在の午後2時から4時にあたる時刻を八刻(やつどき)と言っていた事から、八刻に食べる軽食をおやつと呼ぶようになったものです。
以上の間食の意味からすれば、受験勉強等で深夜遅くまで勉強したりして起きている人が、夜中の12時頃に食べる「夜食」は、ある意味では夕食と朝食の間の「間食」と言えるかも知れません。
「夜食」と「間食」の違い
習慣的に毎日3食の食事を摂る場合、夕食を摂って以降の夜遅くや深夜に摂る軽食を「夜食」と呼びます。
それに対して「間食」は朝食と昼食、昼食と夕食の間に摂るお菓子や軽食の事を言います。
朝食と昼食の間の10時のおやつや、昼食と夕食の間の3時のおやつの時間等は、この間食を摂るタイミングから習慣化したものと言えます。
さらに、「夜食」は夕食と朝食の間に摂る「間食」とも言えますが、一般的に夜の12時までに就寝する場合には、摂取するタイミングがなく、深夜まで起きている人のみが摂るため、「間食」とは区別して、「夜食」と呼んでいるのです。
まとめ
習慣的に毎日3食の食事を摂る場合、夕食を摂って以降の夜遅くや深夜に摂る軽食を「夜食」と呼びます。
それに対して、「間食」は3食の間に摂る、小腹を満たすためのお菓子や軽食の事を言います。
一般的に昼食と夕食の間は、8時間程度の間隔となり、健康上は4時間の間隔で3食を摂取すると良いと言う理想から大きく外れてしまいます。
そのため、午後3時頃に小腹を満たす「間食」を摂る習慣がおやつの時間として定着したのです。
おやつは「間食」の代表的なものと言えるのです。
また「夜食」は夕食と朝食の間の「間食」とみる事も出来、これを特別に「夜食」と呼んでいるとも言えます。