この記事では、「日頃」と「普段」の違いや使い方を分かりやすく説明していきます。
一見、同じような意味に捉えがちな言葉だからこそ、ここで明確な違いを押さえておきましょう。
それでは「日頃」から取り上げていきます。
「日頃」とは?
最初に「日頃」(ひごろ)の意味をご説明致します。
「日頃」とは、自分が生活している常日頃のことを言います。
また、近頃のことなど文章で書くときにも「日頃」が用いられることがあります。
「普段」とは?
次に「普段」(ふだん)の意味を解説していきます。
「普段」の場合、いつもそのような状態や状況であるとのことになります。
基本的に絶えずということです。
「日頃」と「普段」の違い
ここでは「日頃」と「普段」の違い取り上げてみましょう。
「日頃」の場合、常日頃のことを意味しますし、近頃を表現するときにも「日頃」を使います。
「普段」の方は、絶え間なくそのような状態や状況をキープしていることです。
「日頃」と「普段」の使い方の違い
ここでは「日頃」と「普段」の使い方の違いを解説します。
「日頃」は、常日頃や近頃の状態などを表すときに使う傾向があります。
「普段」の場合、いつでもそのような状態を保っていることを意味するときに使っていきます。
前者の使い方としては、「日頃の行いが悪いから、疑いをかけられるのだ」、「日頃から食事には気を付けている」となります。
後者は、「普段着がスーツになってしまっている」、「普段から筋トレしているので、筋肉がある」などと使えます。
「日頃」と「普段」の英語表記の違い
この項目では「日頃」と「普段」の英語表記の違いを書いてみます。
「日頃」を英文に変換すると、「Everyday」になります。
「普段」を英語にしてみると、「usually」となるのです。
英語を用いた例文を書きます。
先ずは前者です。
・『Daily training is hard』(日頃のトレーニングはキツイものがある)
・『I am always careful about my appearance』(日頃から身だしなみに気を付けている)
次は後者の例文になります。
・『I usually work with a computer』(普段からパソコンを使う仕事している)
・『I usually drink Japanese tea』(普段は日本茶を飲む)
「日頃」を使った例文
ここでは「日頃」を使った例文を書いていきます。
・『日頃から掃除するように心がけている』
・『日頃から冗談が好きな男性なので、職場で人気がある』
・『子供は親の日頃の行いを見ているものです』
・『日頃感じていたことを、先生に相談してみた』
・『日頃の行いを正そうと心を入れ替えた』
「普段」を使った例文
最後の項目において「普段」を使った例文を書きます。
・『普段から健康管理には気を付けている人だ』
・『彼は普段の趣味として、音楽鑑賞があると言っていた』
・『普段着が古くなってきたので、ディスカウントストアで補充してきた』
・『普段、アクションゲームばかりだったので、音楽ゲームは新鮮だった』
・『普段、優しい人が怒ると怖いものがある』
まとめ
まとめは、「日頃」というのは、常日頃のことをや、近頃のことを意味します。
また、「普段」とは、いつもそのような状態や状況をキープしている状態です。