似たような意味の言葉である否定と拒否という言葉ですが、これら2つの言葉の違いを解説します。
「否定」とは?
日頃から否定という言葉を使う人は多いですが、実際にどういう意味の言葉か分かっていない状態で使っている人は意外と多いです。
誰かが何かを言った時にそうではないという事を主張するために否定という言葉を使うという感じの人が多いと思います。
ですが、実際否定という言葉は何かに対してそれは違うとはっきり言う時に使う言葉になります。
なので、なんとなく否定という言葉を使っている人もその使い方は間違ってはないです。
ただ、否定という意味を正しく理解して使っている人は思った以上に少ないです。
単に違うという意味合いで使っている人は多いですが、違うと決めつけるほどの勢いがない事は意外と多いです。
「拒否」とは?
拒否という言葉もマイナスのイメージで使う人は多いですが、拒否がどういう意味の言葉かというと拒むという言葉と否という言葉はいずれもマイナスの意味の単語でできていて、この言葉は強い拒絶を意味する言葉です。
単に拒むというだけでなく強い拒絶の意思が込められているのが拒否という言葉です。
この言葉から感じるものは誰かの指示に絶対に従うことはないという強い意思があります。
「否定」と「拒否」の違い
否定と拒否という言葉は字面だけ見ると2つとも否という文字があって違うという意味がある言葉です。
ですが、否定と拒否ではその意味は全然違います。
否定は何かが違うということを決めつけるという意味がありますが、拒否は否という単語が使われていますが、この言葉は違うという意味ではなく、何かを拒むというのをさらに強く主張する時に使う言葉になります。
単に拒むろいうだけでは言葉が足りないと感じる時に拒否という言い方をして絶対に誰かの指示に従うつもりはないという意味の言葉が拒否です。
なので、否定も拒否の否という字が使われていますが、その言葉の意味は全然違います。
否定という言葉は違うという意味の単語である否をさらに強める意味がありますが、拒否は拒むという単語をさらに強める意味合いがあります。
なので、否定と拒否ではその言葉の意味は全然違うものとなります。
まとめ
否定も拒否も誰かに対してマイナスの意思表示をする時に使うという点では共通していますが、その言葉の意味は大きく異なります。
否定は何かが違うということを強く主張する際に使う言葉ですが、拒否は拒むという言葉を強くするもので否定と拒否では全くその言葉の意味が違います。
ただ、この2つの言葉は言葉の意味は全然違いますが2つに共通していることもあります。
それは2つともマイナスの意味の言葉をさらに強めているという点です。
なので、2つの言葉の意味は違いますが言葉の構成は似たような感じになっているという共通点があります。
字面も似たような感じですが、意味は全く異なるものです。