この記事では、「良妻」と「賢母」の違いや使い方を分かりやすく説明していきます。
「良妻」とは?
最初に「良妻」(りょうさい)の意味をご説明致します。
「良妻」とは、夫にとって良い妻であるということです。
この場合は、結婚していて子供がいないことが前提となります。
「賢母」とは?
次は「賢母」(けんぼ)の意味を解説していきます。
「賢母」の場合は、子供にとって良い方向になるように、賢い判断してくれる母親のことを指しております。
そして、結婚して夫と子供がいることが前提になりますので、この場合は「良妻賢母」という表現を使うことも可能なのです。
「良妻」と「賢母」の違い
続きましては、「良妻」と「賢母」の違いを取り上げてみましょう。
「良妻」とは、夫を助けてくれる妻のことです。
「賢母」は、子供からすると非常に頼りがいのある、賢い母を指しております。
後者の方は、夫の存在もありますので、「良妻賢母」と表現することもあるのです。
「良妻」と「賢母」の使い方の違い
この項目においては、「良妻」と「賢母」の使い方の違いを説明します。
「良妻」を使うときは、夫にとって良き妻の女性を表現するときに使います。
そして、「賢母」の方は、子供にとってためになる母親を表現したいときに使っていきます。
それぞれの使い方を書きます。
前者の使い方
「僕は良妻と結婚できて、幸せ者だ」
後者の使い方
「うちの母親は賢母だと思う」
「良妻」と「賢母」の英語表記の違い
「良妻」と「賢母」の英語表記の違いを取りあげます。
「良妻」を英語にすると、“Good wife”になります。
「賢母」を英語になおすと、“wise mother”です。
両方の例文も書いてみます。
前者の例文
「My second wife was a good wife, so my days are very fulfilling.」(後妻が良妻だったので、非常に日々が充実しております)
後者の例文
「I want my mother to be a wise mother」(うちの母親も賢母になってほしい)
「良妻」を使った例文
ここでは「良妻」を使った例文を書いていきます。
・『先日、亡くなった妻は良妻だったと思います』
・『良妻は夫を立ててくれる』
・『良妻と言われる妻は、皆、美人が多い』
・『良妻だとしても、夫の影響で悪妻になることもある』
・『良妻賢母になれるように努力している』
「賢母」を使った例文
最後に「賢母」を使った例文を書きます。
・『賢母は節約や料理が上手だ』
・『良妻賢母の家庭は、いつも楽しく暮らしている』
・『賢母は家庭に入り、子供たちの世話を第一にしている』
・『父が死んでから、母親は賢母になったように僕は思う』
・『賢母になる人は、やり繰りなどが上手い人が多いかもしれない』
まとめ
まとめとして、「良妻」とは、夫を立てて、助ける良き妻です。
そして、「賢母」とは、子供に将来役立つことなどを、賢く教える母親を指しております。