「フィジカル」と「ロジカル」の違いとは?分かりやすく解釈

「フィジカル」と「ロジカル」の違い違い

この記事では、「フィジカル」「ロジカル」の違いを分かりやすく説明していきます。

「フィジカル」とは?

「フィジカル」は、英語で書くと“physical”です。

主に2つの意味があり、肉体にかかわること、身体的といった意味と物理的といったものとなります。

このような意味から「フィジカル」を日本語に置き換えた場合、「物理的」「物理学的」「身体的」「肉体的」「生理的」といったものとなります。

また、身体に関係する「フィジカル」に対し対義語となるのは、心身の心を意味する「メンタル」です。


「フィジカル」の使い方

日本では、肉体に関わることを意味する使い方が多い「フィジカル」

運動に関する使い方が多くなり、「フィジカルトレーニング」は、最近よく使用される言葉です。

そのほか、「フィジカルな力」「フィジカルが強い」「フィジカルが弱い」「フィジカル面」などといった使い方があります。


「ロジカル」とは?

「ロジカル」は、英語で書くと“logical”です。

論理的であることを意味し、道理に仮名っていることを意味する言葉です。

論理にかなっていることを意味し、きちんと道筋をたて考えることを「ロジカル」と言います。

このような意味から「ロジカル」を日本語に置き換えた場合、「科学的」「論理的」「合理的」「筋の通った」「一貫した」「明解」といったものとなります。

また、対義語には、日本語の意味から考え「支離滅裂」「滅茶苦茶」などとなります。

「ロジカル」の使い方

「ロジカル」は、論理的に考える、論理的に話す、といった意味から「ロジカルな説明」「ロジカルな話」「ロジカルな人」「ロジカルコミュニケーション」「ロジカルプレゼンテーション」などといった使い方があります。

「フィジカル」と「ロジカル」の違い

英語を日本語のように一般的に使用しているといった面では同じの「フィジカル」「ロジカル」ですが、その意味は全く違ったものとなります。

「フィジカル」は肉体的なことを意味する際に用いられる事が多く、「ロジカル」は、論理的なことを意味する際に用いられる事が多くなります。

また、「フィジカル」の場合、物理的な意味もあり、目に見えるものを意味するのに対し、「ロジカル」は、あくまでも、話の道筋が通っているというもので、明確に目で見て確認することができるものではありません。

「フィジカル」の例文

・『君は、フィジカル面では問題ないがメンタル面が弱い点が気になる。もっと、メンタル面を鍛える努力をしなさい。』

・『本格的なフィジカルトレーニングの行うため、専門家のもとを訪ねました。』

・『彼は入部してきた時からフィジカル面が強く、先輩から「フィジカルモンスター」と呼ばれていました。』

・『この冬は、フィジカル面を強化したいと思う。』

「ロジカル」の例文

・『あの人の説明は、いつも、ロジカルになっておらず、話の内容が全くわからない。』

・『今回の現代文の問題は、非常にロジカルでわかりやすく解きやすかった。』

・『部長に認めてもらうことができるよう、ロジカルプレゼンテーションを行うため、一生懸命準備しました。』

・『私も先輩のようなロジカルな人になりたいと思う。』

まとめ

意味を間違え使用してしまうと、相手にうまく伝えることができない「フィジカル」「ロジカル」

全く異なった意味の言葉となるため注意してください。

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