休日は「だらだら」「ごろごろ」して過ごしている方もいるのではないでしょうか。
この記事では、「だらだら」と「ごろごろ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「だらだら」とは?
「だらだら」には、4つの意味があります。
1つめは、液体がたくさん流れるさまです。
「テーブルにこぼした牛乳が床にだらだらこぼれる」のような使い方をします。
2つめは、道が緩やかな斜面になっているさまです。
「坂道がだらだらと続く」のような使い方をします。
3つめは、変化の乏しい状態が続くさまです。
「会合がだらだらと長引く」のような使い方をします。
4つめは、気分などがゆるんでしまりがないさまです。
「生活がだらだらしている」のような使い方をします。
「ごろごろ」とは?
「ごろごろ」には、数多くの意味があります。
音を表す言葉として「ごろごろ」が使われることがあります。
「雷がごろごろと鳴る」「猫が喉をごろごろと鳴らす」のような使い方をします。
大きくて重たいものがゆっくり転がるさまを「ごろごろ」で表現することもできます。
また、あちこちにものが騒然と転がっているさまも意味します。
「小石がごろごろと転がっている」のような使い方をします。
いくらでもあり触れているさまという意味もあります。
「よく聞くごろごろした話し」のような使い方をします。
何もない暇を持て余しているさまという意味もあります。
「ごろごろして過ごす」のような使い方をします。
「だらだら」と「ごろごろ」の違い
「だらだら」が持つ意味の、気分が緩んで締まりがないさまと、「ごろごろ」が持つ意味の、何もない暇を持て余しているさまという意味が似ていますが、厳密には意味が異なります。
「だらだら」は、気持ちや態度に緊張感がない様子です。
「ごろごろ」は、暇で時間の扱いに困っている様子です。
まとめ
「だらだら」と「ごろごろ」は意味が似ているようでも、ニュアンスが異なります。