この記事では、「とんぼがえり」と「日帰り」の違いを分かりやすく説明していきます。
「とんぼがえり」とは?
「とんぼがえり」は漢字で「蜻蛉返り」または「筋斗返り」と書き、以下の3つの意味と使い方があります。
1つ目は「地面を蹴って、空中で身体を1回転させること」という意味で、「床運動でとんぼがえりする」などと言います。
2つ目は「ある目的地に到着して、すぐに用事を済ませて戻って来ること」という意味で、「飛行機でとんぼがえりした」などと言います。
3つ目は「歌舞伎において、役者が舞台上で宙返りすること」という意味で、「とんぼがえりのシーン」などと言います。
上記に共通するのは「身をひるがえして動く」という意味です。
「とんぼがえり」の由来は、「とんぼ」が空中で体をひるがえして後ろに戻る習性からきていて、「身をひるがえして元に戻る」という慣用句として使われる様になりました。
「日帰り」とは?
「日帰り」は「ひがえり」と読みます。
意味は「行った先で宿泊せずに、その日のうちに帰ること」です。
出かけた先で用件を済ませて、その日のうちに元の場所に戻ることを言います。
すぐに戻るというよりは、1日のうちで計画を立てて行動して、宿泊せずに帰る時に使われます。
「日帰り」は行動計画に対して使われる言葉で、「日帰り旅行」「日帰りツアー」「日帰り出張」など、幅広く使われます。
「とんぼがえり」と「日帰り」の違い!
「とんぼがえり」は「地面を蹴って、空中で身体を1回転させること」「ある目的地に到着して、すぐに用事を済ませて戻って来ること」「歌舞伎において、役者が舞台上で宙返りすること」です。
「日帰り」は「行った先で宿泊せずに、その日のうちに帰ること」です。
まとめ
今回は「とんぼがえり」と「日帰り」の違いをお伝えしました。
「とんぼがえり」は「用事が済んだらすぐ戻る」、「日帰り」は「泊まらずに戻る」と覚えておきましょう。