この記事では、「やましい気持ち」の意味を分かりやすく説明していきます。
「やましい気持ち」とは?意味
 後ろめたい気持ちのことです。
「やましい」には3つの意味があります。
 1つめは、良心がとがめる、後ろめたいです。
 良心とは、悪いことと良いことを正しく判断して、正しい行動をしようとする心のことです。
 たとえば、テーブルの上に親の財布が置かれていたとします。
 そこからわずかな金銭をとっても、親に気づかれないかもしれません。
 誰も見ていないので、金銭をとることはできます。
 しかし、これは悪い行いです。
「これはやってはいけないことだ」と自分で判断でき、金銭をとるという行動を実際に行わないことができれば、これは良心が働いています。
 とがめるとは、悪いことをしたと心が痛むことです。
 良心がとがめるとは、よい行いをしようとする心に反した気持ちを指しています。
 やましいの2つめの意味は、病気であるような気がするです。
「~であるような気がする」なので、実際に病気であるかは、定かではありません。
 病気かもしれないという気分であることを意味しています。
 3つめの意味は、思うようにならずイライラするです。
 不満や焦りを感じている状態を意味しています。
 たとえば、ラップフィルムを使おうと思ったのに、ラップフィルム同士がくっついてしまい、なかなかはがせなくなってしまったとします。
 早く作業をしたいのにそうできずイライラします。
 このようなときの気持ちを指しています。
「やましい気持ち」が指す「やましい」とは、1つめの意味になります。
 後ろめたいことです。
「気持ち」とは、心にでてくる感情や考えのことです。
 つまり、「やましい気持ち」とは、後ろめたいという感情・考えを意味していることになります。
「やましい気持ち」の概要
 いつでも良心に従って行動できれば「やましい気持ち」になることはありません。
 たとえば、浮気の疑いをかけられていたとします。
 本当に浮気をしていたなら、その場の写真を撮られてしまったり、自分の携帯やスマホなどを見せたりすることに、恥や怒り、ためらいなどを感じることでしょう。
 浮気をしていないなら、後ろめたい気持ちにはならず、携帯なども見せることができるはずです。
 何も隠すことがないのなら、見られても困らないでしょう。
 浮気をしていない人は「やましい気持はない」ことになります。
 このように、良心に従っていれば、後ろめたくなることはないのです。
「やましい気持ち」の言葉の使い方や使われ方
「やましい気持ちはない」の形で使われることが多くあります。
「やましい気持ちがある」と、後ろめたい気持ちを抱いている本人が使うことは、あまりありません。
「やましい気持ち」の類語や言いかえ
「後ろめたい」が似たような意味を持っている言葉です。
 自分に悪いところがあって心を痛めるといった意味になります。
まとめ
「やましい気持ち」を抱えていて、いい気分にはなりません。
 いい気分で過ごすためには、良心に従って行動することが大切です。


