「1dk」と「1ldk」は、どちらも部屋の間取りに関する言葉であり、家を建てる際やアパートに入居する際など、目にすることも多い言葉です。
では、この記事では「1dk」と「1ldk」の違いについて、わかりやすく説明していきたいと思います。
「1dk」の意味とは?
「1dk」とは、「1部屋+ダイニング・キッチン」の間取りである部屋のことを指す言葉です。
「ダイニング・キッチン」を「dk」と略し、ダイニング・キッチンの他に1部屋あるということになります。
アパートに多い間取りであり、ワンルームよりは予算に余裕のある一人暮らしの方や、同棲を始めるカップル、金銭面に余裕のない新婚の方などが入居することが多いと言われています。
最近では都会に出る学生や新社会人が増えたこともあり、このタイプの間取りの部屋は人気が出てきているようで、ワンルームよりも1部屋分余裕があるのである程度生活しやすいようです。
「1ldk」の意味とは?
「1ldk」とは、「1部屋+リビング・ダイニング・キッチン」の間取りの部屋を指す言葉です。
「リビング・ダイニング・キッチン」を略して「ldk」といい、その他に1部屋あるということをあらわしています。
ダイニング・キッチンの部分にリビングが追加され、食事をしたりテレビを見たりするスペースがあります。
もう1部屋を寝室として使うことができるので、暮らしている人数が2人ほどであれば余裕のある暮らしができます。
余裕のある一人暮らしの方や同性カップル、共働きの新婚の方などが入居するケースが多いようです。
「1dk」と「1ldk」の違いについて
「1dk」と「1ldk」は、似ているようで少し違った間取りであり、ワンルームよりも1部屋分余裕があることが共通点でありますが、ひとつ大きな違いがあります。
まず「1dk」は「1部屋+ダイニング・キッチン」であり、リビングはありません。
食事をするのはほとんどその1部屋か、ダイニング・キッチンの狭いスペースで済ませるかになります。
ですが「1ldk」はというと、「1部屋+リビング・ダイニング・キッチン」のことをいうのでリビングがあり、食事をする際は部屋を移動することなく済ませることができます。
また、寝室であるもう1部屋に食べ物のにおいが付きにくく、テレビやソファなどを置いてくつろぎながら食事をするスペースがあるので「1dk」よりも比較的快適であるといえるでしょう。
このふたつの間取りの部屋のターゲットはあまり大差ありませんが、「1ldk」のほうが少し家賃が高くなっていることがほとんどであり、「1dk」よりも比較的余裕がある方が入居することが多いです。
つまりこのふたつは、食事をする際のリビングがあるかないかが、大きな違いとなっており、そこから暮らしの快適さにつながっているということです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「1dk」と「1ldk」の違いは、リビングがあるかないか、ということでした。
部屋の快適さや家賃などが変わるので、アパートなどを探す際は十分に注意して決めましょう。