「愕然」と「がっかり」の違いとは?分かりやすく解釈

「愕然」と「がっかり」の違い違い

この記事では、「愕然」「がっかり」の違いを分かりやすく説明していきます。

「愕然」とは?

「愕然」「がくぜん」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「予想外のことが起きて非常にびっくりする様子」という意味で、全く思ってもいなかった事態に驚いている様子を言います。

2つ目は「衝撃を受けて非常にびっくりすること」という意味で、精神的にショックを受けて驚くことを言います。

上記に共通するの「非常にびっくりする」という意味です。

「愕」「おどろく」とも読み「予想外のことにあわて驚く」という意味、「然」「しかり」とも読み、「他の言葉に付いてその様な状態を表す」という意味、「愕然」「予想外のことにあわて驚く状態のこと」になります。


「愕然」の使い方

「愕然」「予想外のことが起きて非常にびっくりする様子」「衝撃を受けて非常にびっくりすること」という意味で使われます。

名詞として動詞を伴い「愕然とする・した」と使われたり、副詞として「愕然として」と使われたりします。

基本的に、突然あるものごとが起きて非常にびっくりしている様子に使われる言葉です。


「がっかり」とは?

「がっかり」の意味は以下の通りです。

1つ目は「希望が失われて落胆する様子」という意味で、望みが叶わなくなり落ち込む様子を言います。

2つ目は「当てが外れてやる気がなくなる様子」という意味で、それまで期待していたものごとがなくなってしまい、気力が失せてしまう様子を言います。

3つ目は「ひどく疲労する様子」という言いで、疲れ切ってしまい気が抜けてしまう様子を言います。

上記に共通するのは「気力がなくなる」という意味です。

「がっかり」は、急に落胆することで、身体の力が抜けて「ガクリ」とする様子から生まれた擬態語です。

「がっかり」の使い方

「がっかり」「希望が失われて落胆する様子」「当てが外れてやる気がなくなる様子」「ひどく疲労する様子」という意味で使われます。

名詞として動詞を伴い「がっかりする・した」と使われたり、副詞として「がっかりと」「がっかりして」などと使われたりします。

基本的に、失望したり疲れ切ったりして気力がなくなってしまう様子に使われる言葉です。

「愕然」と「がっかり」の違い

「愕然」「突然あるものごとが起きて非常にびっくりしている様子」という意味です。

「がっかり」「失望したり疲れ切ったりして気力がなくなってしまう様子」という意味です。

「愕然」の例文

・『手ごたえのあった面接に落ちてしまい愕然とした』

・『急に彼氏にフラれてしまい愕然とした』

・『レジで財布がないことに気づいて愕然とした』

・『パソコンの電源が落ちてしまい愕然とした』

「がっかり」の例文

・『旅行が中止になりがっかりした』

・『予約したレストランの料理が不味くてがっかりした』

・『期待していたが彼の仕事ぶりにはがっかりした』

・『実際に会ってみてがっかりした』

まとめ

今回は「愕然」「がっかり」について紹介しました。

「愕然」「非常に驚くこと」「がっかり」「気力がなくなること」と覚えておきましょう。

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