ファイルを保存するとき、取引先に送るときに「拡張子の違い」で戸惑うこともあります。
この記事では、「datファイル」と「csvファイル」の違いを分かりやすく説明していきます。
見分け方のコツを知って、パソコンの達人を目指してみてください。
「datファイル」とは?
datファイルは、特定の拡張子をもったデータファイルのひとつ。
保存するときに「. dat」を指定するのでdatファイルと呼ばれています。
ちなみにdatは英語のデータを略したものです。
データには情報や事実といった意味がこめられています。
datファイルが主に使われるのは、マイクロソフト社が提供しているメールソフトを使ったときです。
HTMLやテキスト形式ではなく、リッチテキスト形式を選択したときに、自動的にdatファイルが添付されてしまうことがあります。
またdatファイルは問題なくやり取りができるポピュラーな拡張子ですが、まれに一部のマックなどでdatファイルが開かないという問題が起こることがあります。
その場合はdatのシステムを変換してくれるソフトをダウンロードして、お使いのパソコンにあったソフトに変更する必要があります。
「csvファイル」とは?
csvファイルは「. csv」の拡張子であらわされるファイルのこと。
Cがカンマ、Sがセパレートという意味があることから、数字や項目などをカンマで区切ったデータのことをcsvファイルと呼んでいます。
csvファイルの最大のメリットは、無駄なものを省いているという点です。
csvファイルはテキストデータで構成されているので、簡単なデータを相手に負担をかけずに送りたいという時にとても向いています。
csvファイルが幅広く使われるようになったのは、マイクロソフト社の表計算ソフトが普及するようになってから。
誰でも手軽に送ることができ、また開けるようになっていることからビジネスシーンで豊かに利用されるようになりました。
重たいデータを軽くコンパクトにして保存したい時にも役立つ拡張子です。
「datファイル」と「csvファイル」の違い
似ている英数字のため、勘違いしてしまうのが「datファイル」と「csvファイル」です。
「datファイル」と「csvファイル」の違いを、分かりやすく解説します。
・データか、カンマ区切りか
「datファイル」も「csvファイル」も、保存形式のひとつです。
保存するときに指定する拡張子が異なるので、ファイルの内容も変わってきます。
datファイルはデータファイルのこと。
またcsvファイルはカンマ区切りファイルのことを表しています。
ちなみに拡張子というのは、文字列のこと。
どのソフトウェアを使って作ったデータなのか、拡張子を見ると分かるようになっています。
まとめ
パソコンをいじっていると、拡張子の違いに悩まされることがあります。
「datファイル」と「csvファイル」の違いをわかりやすくお伝えしました。
datファイルはデータファイルのこと。
csvファイルは余計な情報を省いた、カンマで区切られたファイルのことで、主に表計算などに使われることが多くなっています。
違いを知って、さらに快適なパソコンライフを送っていきましょう。