この記事では、「遊園地」と「テーマパーク」の違いを分かりやすく説明していきます。
「遊園地」とは?
「遊園地」とは、楽しく遊ぶことができるように色々な遊具や設備を整えた施設を意味します。
この場合、屋内でも屋外でも構いません。
揃えられた設備、遊具によって、娯楽を提供する場所が「遊園地」なのです。
一般的に常設の遊戯施設を3種類以上そろえておく必要があります。
言い換えれば、3種類以上の遊戯施設があれば「遊園地」と言えるのです。
そのため、一言で「遊園地」と言っても、その規模は様々です。
ジェットコースターや観覧車、メリーゴーランドやゴーカートなど、「遊園地」にある遊戯施設の種類は豊富で、しかも、同じ「遊園地」に2つのジェットコースターがあるといったことも少なくありません。
また、それぞれの「遊園地」では、どのような客層をターゲットにしているかにより、絶叫マシンが揃えられている「遊園地」や年齢制限などなしで乗ることができるマシンを揃えている「遊園地」などにわかれます。
「テーマパーク」とは?
あるテーマに沿ってマシンの設置やショーの開催、展示物などを行っている施設が「テーマパーク」です。
テーマに沿って統一されたものとなり、そのテーマは様々です。
「テーマパーク」内の至る所で、そのテーマにあったイメージを体験することが可能となります。
また、「テーマパーク」の場合、必ずマシンといった乗り物がなければならないということもありません。
多くの「テーマパーク」では、そのテーマに沿ったデザインやコンセプトで作られたマシンなどが設置されていますが、マシンなど一切ない「テーマパーク」もあります。
明治時代をイメージした「テーマパーク」など、その時代や国などをイメージし、それらの建物や文化に触れあうことができる場所も「テーマパーク」となります。
このような意味から「テーマパーク」では、非日常を味わうことができる、そんな場所となります。
「遊園地」と「テーマパーク」の違い
休日などに家族連れやカップル、友人たちなどで賑わう「遊園地」と「テーマパーク」。
その違いは明確です。
「遊園地」の場合、マシン1つ1つ、「遊園地」の施設、1つ1つに統一性などはなく、それぞれ、必要とするマシンなどを個々に設置している場所となります。
利用者は、そのマシンの中から、好きなマシンを選び、乗って楽しむ場所が「遊園地」なのです。
一方、「テーマパーク」は、なにかテーマに合わせ施設内の環境が整備されているほか、マシン1つ1つにもテーマが設けられています。
そのため、見ているだけでも楽しむことができる、そんな場所が「テーマパーク」となります。
また、「遊園地」の場合、必ずジェットコースターなどといったマシンがありますが、「テーマパーク」の場合、そのようなマシンが設置されていない場合もあります。
まとめ
乗り物を楽しむことがメインの「遊園地」。
雰囲気を楽しむことがメインの「テーマパーク」。
簡単に言えば、こういった違いがある「遊園地」と「テーマパーク」となります。