「鉄板ネタ」とは?意味や使い方、例文など分かりやすく解釈

「鉄板ネタ」とは?新語・ネット用語

この記事では、「鉄板ネタ」の意味を分かりやすく説明していきます。

「鉄板ネタ」とは?意味

「鉄板ネタ」とは?確実に受けるネタ、良いリアクションが取れる話題やギャグという意味を持っています。

鉄板という言葉の硬い、ウケるのが硬い(確実)が語源となっており、「鉄板」だけで「鉄板ネタ」を指す使い方もあり、鉄板アイテムという使い方であれば評価の高い、ウケの良い品物、鉄板ファッションであれば先端でウケの良いファッションになります。

なお、鉄板を使った熱さの方向の意味合いは含まれていません。


「鉄板ネタ」の言葉の使い方や使われ方

「同郷の出身者の会話で盛り上がる鉄板ネタ」では地域の学校や給食などの思い出やその地域の人しか知らないような店の名前やローカルCMなどマイナーな話題が方向性になり、世代の話題などを掛け合わせることもあります。

「若手お笑い芸人の鉄板ネタ」であればそのままの意味合いですが、新しいネタがウケるようになればそのネタも鉄板ネタとして追加されたり、時代に合わなくなったものは鉄板ネタではなくなることもあります。

お笑いの鉄板ネタは芸そのものだけではなく、おもしろいエピソードトークも含まれます。

「家事に役立つ鉄板ネタ」であれば家事の裏技的なアイデアで驚きがあるものとなるでしょう。

商談で役立つ「鉄板ネタ」では、商談の題材になる商品そのものの話題ではなく、相手との距離感を近づけ、より親しみや好感度を持って商談を進めるための話題となります。

家族の話題や気候の話題を商談で役立つ鉄板ネタと指す見方もあります。


「鉄板ネタ」の類語や言いかえ

鉄板ネタの言い換えとして「とっておきのネタ(または話)」「イチオシのギャグ(または話)」「すべらない話」などがあります。

どちらかと言えば「ネタ」という言葉の影響が強く、面白さをイメージさせる言葉が多く、確実に成功するという意味合いはあまり含まれていません。

硬い話は内容の難しい話と受け取るのが普通で、「鉄板ネタ」の鉄板が硬さから由来しているのに逆の方向に進んでいるとも言えます。

「鉄板ネタ」を使った例文

・『トークコーナーでゲストが鉄板ネタを披露した』
この場合の鉄板ネタは視聴者が初めて聞くかどうかはあまり重視されておらず、確実にウケるということから数回話している話になります。

・『昔はこのギャグも鉄板ネタだった』
この場合ギャグは昔はとてもウケていたがいまはそれほどでもなくなったことを指します。

・『同世代ではNHK教育の昔の番組の話題が鉄板ネタ』
世代間の話題でウケるものは何かを指しており、例文としてNHK教育の昔の番組をあげましたが、昔のゲームなどでもウケる話題と言えるでしょう。

まとめ

「鉄板ネタ」はウケることが確実にわかっていることから必殺技的な扱いになっています。

長く使えるかどうかはネタ次第で、トークの内容そのものを鉄板ネタと指す場合や、話題を広く指して鉄板ネタという場合もあります。