この記事では、「合わせる」と「揃える」の違いを分かりやすく説明していきます。
「合わせる」とは?
「合わせる」は「あわせる」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「2つ以上のものをくっつけてひとつにする」という意味で、実際に存在するものをつけてひとつにすることを言います。
2つ目は「心や力を一致させる」という意味で、複数の心や力をまとめてものごとに当たることを言います。
3つ目は「加算する」という意味で、2つ以上の数をまとめることを言います。
4つ目は「釣り合う様にする」という意味で、2つ以上のものを調和させることを言います。
5つ目は「他のものと照らし合わせる」という意味で、2つ以上のものを比較する手段を言います。
上記に共通するのは「くっつける」という意味です。
「合わせる」の使い方
「合わせる」は「2つ以上のものをくっつけてひとつにする」「心や力を一致させる」「加算する」「釣り合う様にする」「他のものと照らし合わせる」という意味で使われます。
動詞として「合わせる・合わせた」と使われたり、副詞として「合わせて」と使われたりします。
基本的に、2つ以上のものをまとめて一つにすることに使われる言葉です。
「揃える」とは?
「揃える」は「そろえる」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「2つ以のものの、形や大きさなどを同じにする」という意味で、見た目を全く同じにしたり、同じ系列でまとめたりすることを言います。
2つ目は「一組のものを整然と並べる」という意味で、靴や手袋など、二つで一組のものをきちんと整えることを言います。
3つ目は「全体をまとめて調和させる」という意味で、複数のものを一つの方向性にまとめることを言います。
4つ目は「必要なものを満たす」という意味で、欠けたものを補充しておくことを言います。
上記に共通するのは「見た目をまとめる」という意味です。
「揃える」の使い方
「揃える」は「2つ以のものの、形や大きさなどを同じにする」「一組のものを整然と並べる」「全体をまとめて調和させる」「必要なものを満たす」という意味で使われます。
動詞として「揃える・揃えた」と使われたり、副詞として「揃えて」と使われたりします。
基本的に、見た目に統一感が出る様に整えることに使われる言葉です。
「合わせる」と「揃える」の違い
「合わせる」は「2つ以上のものをまとめて一つにすること」という意味です。
「揃える」は「見た目に統一感が出る様に整えること」という意味です。
「合わせる」の例文
・『先祖の墓前で手を合わせてきた』
・『力を合わせて最後まで頑張ろう』
・『先月分も合わせると収益増になる』
・『靴とベルトは合わせた方がおしゃれに見える』
「揃える」の例文
・『前髪を揃えるのはダサい』
・『スリッパはきちんと揃えて置いて下さい』
・『シフト制に関してスタッフが口を揃えて反対した』
・『100万円今すぐ耳を揃えて返してもらおうか』
まとめ
今回は「合わせる」と「揃える」について紹介しました。
「合わせる」は「まとめて一つにする」、「揃える」は「整える」と覚えておきましょう。