この記事では、「もどかしい」の意味を分かりやすく説明していきます。
「もどかしい」とは?意味
「もどかしい」には2つの意味があります。
一つは、自分が心に抱いている通りにならず、気持ちに焦りがでたり、気持ちが高ぶったりすることです。
もう一つの意味は非難すべきである、好みに合わないです。
1つめの意味で使うことが多くあります。
「もどかしい」の概要
思っている通りにならないと、気持ちが高ぶって落ち着きがなくなってしまうことがあります。
恋愛ドラマを見ているとき、このような気持ちになる人はいることでしょう。
主人公の女性は、ある男性に恋をしています。
気になるので、相手のことをチラチラと見ています。
しかし、彼女の気持ちは相手に伝わりません。
ドラマを見ている方としては「早く気持ちを伝えなよ」「自分だったらこうするのに」など思ってしまいます。
ドラマを見ている人は、自分だったら気持ちを伝える、だからドラマの主人公にも気持ちを伝えてもらいたい、というふうに考えていますが、思っている通りに物語は進んでくれません。
思っている通りにならない、そして気持ちに落ち着きがなくなってしまう、この状態が「もどかしい」です。
スポーツ選手のことで考えてみます。
プロの試合に出場するような選手は、わずかな時間も惜しく、練習に使いたいことでしょう。
しかし、どうしても練習できないことがあります。
たとえば、同じチームに所属する外国人選手が日本語がわからないため買い物に付き合うとか、電車に遅延が出てしまって練習場所に到着できないとかです。
本人は練習をしたいという気持ちを持っています。
しかし、練習をすることはできません。
気持ちに焦りがでます。
そのときのさまを指しています。
「もどかしい」の言葉の使い方や使われ方
自分の考えの通りにならないことはたくさんあり、この言葉がさす気持ちになることは少なくありません。
思うようにならないといっても、いくつかのパターンがあります。
まず、自分が行動をすれば何とかなるのに、そうすることができないパターンです。
自分が出て行けば何とかなる、だから手を出したい、しかしそうすることができない。
そのためにイライラとします。
次に、他人がやっていることを見て、なんでそうなるのだ、他に方法があるだろうなど思うときです。
たとえば、もう少し練習をすれば上達するのに、すぐに諦めてしまったときは、「練習を頑張ればいいのに」など思ってしまいます。
他人のことですがイライラします。
そして、早くしなければという気持ちがあり、何をするのも時間がもったいないという意味もあります。
「もどかしい」の類語や言いかえ
気持ちに焦りがでる、イライラするといったことを表す言葉が類語になります。
それは「いらだたしい」です。
まとめ
自分の思うとおりにならないことは、いろいろとあります。
そんなときには、気持ちが高ぶってしまいがちです。
そのときのさまを意味しています。