「心血を注ぐ」とは?意味や使い方、例文など分かりやすく解釈

「心血を注ぐ」とは?意味と使い方

この記事では、心血を注ぐの意味を分かりやすく説明していきます。

心血を注ぐとは?意味

心血を注ぐとは、やりたいことに全身全霊を注いでやることを意味しています。

自分の持っている力を全部込めて注ぐという意味合いもあるなど、全肉体と精神を注いで集中してやる行為を表している言葉です。


心血を注ぐの概要

ありったけの力を注ぐことという意味がある心血を注ぐは、集中して、力を振り絞ってやり遂げるその様を表す言葉です。

精魂を傾けて行えば、それだけ自分が理想とする物を作り出せます。

この言葉が当てはまる事柄は、仕事や勉強、趣味、スポーツなど自分が没頭できるものであればどれにでも当てはまります。

心が傾くそんな夢中になれるものに没頭する時間を有意義に使い、己の技を高め、知識を積んでゆく。

そして、自分の肉体と精神も高めることで魅力的な人になっていきます。

職場でも心血を注いで仕事する人はやる気を感じさせ、頼れる社員として見られるようになります。

そんな人には大きな仕事が舞い込んだり、いいポジションに就けるチャンスを掴めるようになるのです。


心血を注ぐの言葉の使い方と使われ方

心血を注ぐの使い方は、自分の持っている知識と能力を振り絞ってやるときに使われています。

例えば、スキルを活かして仕事をやる、習ったことを活かして仕事するときは「心血を注いで与えられた仕事をする」勉強するときは「心血を注いで勉強に励む」と使います。

また、人を応援するときに「心血を注いで応援したい」と自分の特別な感情を伝えるときや、「心血を注いでスポーツに取り組む姿に共感する」と人のやることに対して心を揺り動かされたときにも使える言葉です。

ひたむきに集中する気持ちに共感し、そのなみなみならぬ努力と根性に惹かれた人は心血を注ぐと言い表します。

心血を注ぐを使った例文

・心血を注いで完成させた模型を踏んで台無しにしてしまった。

何ヶ月もかけて模型を作り上げた矢先、慌てて踏んでしまったらその模型が潰れてしまい、使えなくなってしまったという悲惨な状態をより強調して表しています。

・大好きなアイドルには心血を注いで応援します。

大好きなアイドルには全身全霊を注いで応援するという自分の熱い気持ちを込めています。

好きだからこそ、なみなみならぬ愛情を注ぎ、追求したいとわかる例文です。

・採用された会社には心血を注いで勤めてまいる所存です。

自分を採用してくれた会社には一生捧げる気持ちで仕事をするというやる気を表しています。

ビジネスシーンで使う際は、丁寧語で伝えることが礼儀です。

まとめ

自分の持っている力を最大に引き出し、精魂込めて降り注ぐ意味合いがある心血を注ぐは、没頭できるもの、大好きなものをやるときに使う言葉です。

情熱を注ぎ込むよりも、愛情を注ぐという言葉よりも意味深いこの言葉はいかに自分が気持ちを込めてやっているか表現できる素敵な言葉もあります。

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