ネットニュースを読んでいると、すぐには理解できない言葉に出会うことがあります。
この記事では「想像し難い」の意味を分かりやすく説明していきます。
正確な意味を掴んでいきましょう。
「想像し難い」とは?意味
想像し難いとは「簡単には想像できない」こと。
頭の中にすぐに思い描けないくらい、複雑で込み入っていることを指します。
想像を絶するくらい、実生活とかけ離れていること。
自分の経験では分からないくらい、思いもよらないことに使っていきます。
「想像し難い」という言葉は少し硬い表現なので、日常会話よりも文章でつかうことが多いです。
「想像し難い」の概要
「想像し難い」は「想像する」と「難い」が組み合わさった言葉です。
「想像する」とは「こんな感じかな」と思いをめぐらすこと。
そして「難い」はチャレンジしてみようと思っても、思うようにならない事柄に用います。
つまり「空想してみようと思ったけれども、うまくいかなかった」というのが「想像し難い」になります。
「想像し難い」の言葉の使い方や使われ方
「想像し難い」は「想像できないくらい、すごいこと」に用いていきます。
こちらが思いを寄せられないくらい、苦労している人や事業に使います。
・戦争を体験した祖父は、想像し難い苦労をせおって生きてきた。
・新製品が開発されるまでには、想像し難い日々の連続だったようだ。
また「想像し難い」は「想像したくはないけれども、そうなってしまうかもしれない恐ろしい可能性」というニュアンスも含んでいます。
・模試の合格判定を見て、想像し難い結果が待っているかもしれないと思うと身ぶるいがした。
・「想像し難いことだが、我がチームの敗戦は確実かもしれない」 そして「想像し難い」には、想像もできないくらい立場が異なるという意味もあります。
・一般庶民にとって、ハリウッドセレブの暮らしは想像し難い。
・同級生のSNSには、想像し難い華やかな私生活がアップされていた。
このように想像し難いは「想像できない」という意味合いで、色々なシーンで用いられます。
「想像し難い」の類語や言いかえ
「想像し難い」の類語や言いかえには、次のような言葉があります。
・イメージできない
・予想できない
・想像を絶するような
・計り知れない
・突拍子もない
「想像し難い」は「難い」という、非常に丁寧な言い回しが使われています。
そのため日常生活で使うには、やや硬すぎる場合もあります。
「難い」はできないと置き換えられるので単に「想像できない」と言いかえることもできます。
「予想できない」や「イメージできない」などの分かりやすい言葉に代用してみてもいいでしょう。
まとめ
「想像し難い」について、意味や用い方などを分かりやすくお伝えいたしました。
「想像し難い」とは、想像できないこと。
あまりに自分とかけ離れた経験や立場、暮らしぶりなどに用います。
「想像し難い」は「思い浮かばない」や「想像できない」など、簡単な言葉にも置きかえられます。