この記事では、シャルトリューとブリティッシュの違いを分かりやすく説明していきます。
シャルトリューとは?
シャルトリューとは、フランスが原産の銀灰色に見えるブルーの被毛が特徴的な猫です。
16世紀にはすでにフランスでこの猫の祖先が飼われており、親しまれていました。
毛は短く、被毛は防水効果が高いため水をよく弾きます。
手で毛をかき分けても皮膚が見えないほどの密生具合であり、寒さに強い猫です。
顔と胴体がかなり丸みのある形をしているのも特徴的。
肩幅が広く、厚い胸板、さらにはずっしりと太く、短い首は大きな顔をしっかり支えます。
また、シャルトリューの眼は大きく見開きながら人の顔を見る姿が印象的です。
美しく光る眼球はゴールドで、黒に近いグレーの毛色にその眼が映えるのも魅力で、成長すればさらに輝きを増します。
あまり顔に感情を表しませんが、人の動きや気持ちを読み、行動するところに賢さを感じるでしょう。
性格はかなり強い忍耐力を持っており、厳しい環境や状況にも対応します。
また、懐が深いところが大人の猫でもあります。
ブリティッシュとは?
ブリティッシュとは、古くからイギリスで飼われていた猫です。
大きさは中型から大型までおり、丸い顔も特徴的。
まん丸な眼と顔はいつも笑っているようと思われるところが魅力です。
皮毛は厚く、密度も高い毛色はブルーでグレーがかかったブリティッシュブルーが揃います。
性格は静かに過ごすことが性に合っている猫です。
飼い主を愛する気持ちは強く、一緒に過ごすことも好きですが、あえて自分の方から近寄ってベッタリと寄り添うことはなく、距離を保ちます。
また、スキンシップは求められたときや撫でられたいと思うときにだけ近寄りますが、あとはさほど頻繁に気を引こうとは思いません。
家族とはうまく交流しますし、愛情深い態度も見せますが、初対面の人にはすぐに懐くことはありません。
シャルトリューとブリティッシュの違い
オスの個体の方が数は多く、メスの方が少ないのがシャルトリューの特徴です。
また、シャルトリューの方が知らない人にでも近寄って行きますが、ブリティッシュは素っ気無い態度を見せて、すぐに遠ざかるという行動の違いも見られます。
シャルトリューとブリティッシュの外見の違い
被毛がブルーとなるシャルトリューに対して、毛の色のバリエーションがあるのがブリティッシュという違いがあります。
ブリティッシュ特有のブルーは美しく、独特な色合いをかもし出すところが人気を集めます。
この毛は光のあたり具合によっては毛色がまた違って見える猫でもあり、そこが面白いと思わせるでしょう。
まとめ
毛が密集して生えているところが寒さに強いシャルトリューとブリティッシュ。
どちらもがっしりした体格と、まん丸の顔が印象的な猫です。
貫禄のある表情の猫はどこか頼れる存在になり、一人で不安なときは精神面でも頼れる存在となるでしょう。