この記事では、「眼福を得る」の意味を分かりやすく説明していきます。
「眼福を得る」とは?意味
「眼福を得る」という言葉には、どのような意味があるでしょうか。
「眼福」は「がんぷく」と読み、「眼の福」という文字があてられています。
「眼にとって、福となるもの、またやこと」と直訳することができ、「見ることで、幸せになれるような物事」や、「綺麗だったり希少だったりするため、見られるだけで幸せな物事」という意味があります。
「得る」という言葉には、様々な意味がありますが、この場合は「好ましいものを受ける」という意味で使われています。
これを踏まえて「眼福を得る」には、「幸せを感じられるような、綺麗なものや希少なものを見ることができる」という意味になります。
「眼福を得る」の概要
「眼福を得る」という言葉は、見るだけで幸せになれるような物事を、見ることができるという意味があります。
この言葉は、その物事を見たときに、「幸せだ」と心から思うときに使われることがあります。
一方で、相手に対する敬意を表す意味で使われることもあります。
例えば、絵画を見せてもらったときに、その絵画がとても素晴らしいという感想を相手に伝えるため、「素晴らしい絵画です」という代わりに、「眼福を得ることができました」などと言うことがあります。
このように、素晴らしいものを見られて幸せな場合、また幸せだと感じていることを伝えたい場合に使用する言葉になります。
「眼福を得る」の言葉の使い方や使われ方
「眼福を得る」という言葉は、芸術作品に対して使われることが多くなっています。
美術作品を展示した美術展を鑑賞したとき、その感想として、「素晴らしい美術展で、眼福を得たよ」などと言います。
また、「眼福を得る」という言葉は、人に対して使うこともできます。
例えば、とても美しい女性を見たときに、「こんな美女に会えるなんて、眼福を得るとはこのことだ」などと言うことができます。
本心から、見るだけで幸せになれるような美女だと感じたときも、女性や男性の容姿を褒める意味で使うこともあります。
「眼福を得る」の類語や言いかえ
「眼福を得る」の類語として「目の保養」という言葉があります。
「保養」という言葉には、「心を慰めて、楽しむこと」という意味があります。
とても美しいもの、希少なものを見られて心が慰められたというとき、「目の保養になりました」などと言います。
さらに似たような言葉として「目の薬」という言葉があります。
「目の保養」とほとんど同じ意味があり、「この宝石の輝きは、目の薬になります」などという使い方をします。
まとめ
「眼福を得る」という言葉についてみてきました。
何かを見たときに、見ただけで幸せになれると思ったときに、「眼福を得る」という言葉を使ってみてはいかがでしょうか。
また、相手の容姿を褒めるときにも、「眼福を得る」を使ってみるといいかもしれません。