「ルポ」と「レポ」の違いとは?分かりやすく解釈

「ルポ」と「レポ」の違いとは?違い

この記事では、「ルポ」「レポ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ルポ」とは?

「ルポ」はフランス語が起源で、(Reportage)のことです。

(Reportage)は、対象となる人物に対して物事を伝えることを意味し、日本で言う現地リポーターやアナウンサーのようなお仕事をしている人物を指します。

「ルポ」は、現地に取材に行きその内容を現地から取材することにあり、ジャーナリストやレポーターが該当する職業になります。


「ルポ」の使い方

「ルポ」は職業のことを指し、そのお仕事をしている方々に対して使用される言葉で、ジャーナリストやレポーターのお仕事をしている方々を総称して言う場合使用する言葉です。


「レポ」とは?

「レポ」は、英語圏で(Report)という言葉で意味については、フランス語の(Reportage)と同じですが、「レポ」はまとめ上げて報告書までを作成することをお仕事としているため、アナウンサーにおいては原稿までを描き上げている方を指します。

「レポ」の使い方

「レポ」は報告書のことを意味する言葉として使用したり、取材を行い原稿にまとめ上げるお仕事をしているジャーナリストのことを指す総称として使用します。

「ルポ」と「レポ」の違い

「ルポ」「レポ」の違いは、フランス語であるかと英語であるかと取材した内容をまとめ上げるまでをお仕事とするかです。

「ルポ」は、フランス圏の言葉で取材ありきでお話が進みますがそれら取材した内容をまとめ上げて何か別の副産物、例えば、取材内容を公開した手記や暴露本などを作り上げることまでは行わないです。

一方、英語圏の「レポ」は、取材内容をまとめ上げて報告を行うことまでをお仕事としているため、言い方を悪く言えば、取材内容を副産物として暴露本などを公開して副収入とすることもあり得ます。

無論、暴露本や取材内容を記した手記は取材をした当人が描き上げていないと「レポ」にならず、第3者にまとめ上げたものを代筆してもらった場合「レポート」扱いにならず別の第3者が取材したものだとなるのです。

ただ、この特性を利用すれば、取材した本人が本人を公開することなく、第3者を本人だとすることが可能なので事実を知る人物が複数存在することを取材を受けた人物に印象付けることができます。

まとめ

「ルポ」「レポ」の違いは、文化権が異なる点があり、フランスとアメリカという文化権にあります。

その上で「ルポ」は現地で取材をすることを主としていますので取材内容についてはまとめ上げることはなく、直撃取材です。

直撃取材であるが故、内容の公開法は生放送のカメラ越しです。

ですが、「レポ」は、文章にまとめ上げることもお仕事であるため、副産物を作り出すことが可能で、暴露本や取材手記などを公開して副収入に仕立てることができます。

無論、暴露本を作り上げ公開する際に取材をした人物が特定されますので、代理人を立て、その人物が描いたことにすれば取材を受けた人物に対して、実は秘密を知っている人物が複数人いるということを印象付けることも可能です。

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